香典はいくら包む?関係と年代で見る相場

対象: 参列する個人が1人で包む額(連名・会社の額は別)

最も多かった額は5,000円

友人・その家族・40代で最も多かった額(最多回答額)。平均額は5,744円

全互協 香典アンケート 令和3年度(回答5,177件)で表示(2026年10月4日確認)

目安。地域・家の慣習で違います。決まりではなく調査の値です。

この表の見方: 左が項目、右が値です。上から、選んだ関係と年代、最多回答額(相場)、平均額が並びます。年代を選んだときは、全年代の値と、この関係の回答者数も出ます。

故人との関係友人・その家族
あなたの年代40代
最多回答額(相場)5,000円
平均額5,744円
全年代の最多回答額・平均額5,000円・6,649円
この関係の回答者数(全年代)271人
  • 最多回答額
おじ・おば10,000円10,000円そのほかの親戚10,000円10,000円職場の上司・同僚・部下5,000円5,000円職場の人の家族5,000円5,000円取引先の人10,000円10,000円友人・その家族5,000円5,000円隣人・近所の人3,000円3,000円そのほか(恩師・教え子を含む)5,000円5,000円
40代の最多回答額を、故人との関係ごとに並べた調査の値です(表の上で隣り合う8つの関係)。友人・その家族は5,000円で、平均額は5,744円です。

この相場の元になっている調査

香典の額に法令や公的な基準はありません。このページの値は、全日本冠婚葬祭互助協会(全互協)の「香典に関するアンケート調査」令和3年度(第6回)で、通夜・告別式の会葬者に包んだ額を尋ねた集計です。

  • 調査期間・方法: 令和3年10月1日〜令和4年3月31日。通夜または告別式で、喪家の承諾を得て会葬者にアンケート票を配布
  • 回答: 配布90,000部、有効回答5,177件(回収率5.75%)。全互協に加盟する互助会が受注した個人葬の参列者で、回答の約6割は祖父母の葬儀
  • 見方: 最多回答額は最も多くの人が包んだ額、平均額は一部の高額に引っ張られて大きく出ることがあります(集計結果)
  • 年代別の注意: 年代ごとの回答数は報告書にあるのが年代全体の分だけで、関係×年代の件数は載っていません。親・兄弟姉妹は回答が少なく(全年代でそれぞれ121人・84人)、年代別は参考程度に見てください

関係×年代の相場の表(最多回答額)

この表の見方: 行が故人との関係、列が自分の年代で、セルは最多回答額です。自分の関係の行と年代の列が交わるセルを見ます。「調査なし」は集計がない区分です。

関係全年代20代30代40代50代60代以上
祖父母5,000円5,000円5,000円5,000円5,000円10,000円
親(実親・義理の親)100,000円調査なし5,000円50,000円調査なし100,000円
兄弟・姉妹50,000円調査なし調査なし5,000円調査なし50,000円
おじ・おば10,000円調査なし10,000円10,000円10,000円10,000円
そのほかの親戚10,000円3,000円10,000円10,000円10,000円10,000円
職場の上司・同僚・部下5,000円5,000円5,000円5,000円5,000円5,000円
職場の人の家族5,000円5,000円5,000円5,000円5,000円5,000円
取引先の人10,000円5,000円10,000円10,000円10,000円10,000円
友人・その家族5,000円5,000円5,000円5,000円5,000円5,000円
隣人・近所の人5,000円3,000円3,000円3,000円5,000円5,000円
そのほか(恩師・教え子を含む)5,000円5,000円5,000円5,000円5,000円10,000円

関係×年代の平均額

この表の見方: 行と列は上の表と同じで、セルは平均額です。最多回答額と並べて、平均額が大きく離れていないかを見ます。

関係全年代20代30代40代50代60代以上
祖父母14,942円9,076円11,201円11,523円17,522円20,596円
親(実親・義理の親)59,711円12,667円25,833円97,762円45,190円62,878円
兄弟・姉妹45,452円調査なし19,333円29,167円54,000円47,357円
おじ・おば18,285円28,500円9,364円14,839円16,013円24,000円
そのほかの親戚17,000円7,300円11,000円12,561円17,729円20,850円
職場の上司・同僚・部下6,204円4,261円5,941円5,321円6,970円7,289円
職場の人の家族5,336円3,467円4,120円5,176円6,022円5,700円
取引先の人7,915円5,000円7,100円8,813円7,567円8,200円
友人・その家族6,649円3,611円5,750円5,744円6,500円7,692円
隣人・近所の人6,285円3,667円3,800円5,900円6,648円6,340円
そのほか(恩師・教え子を含む)7,814円4,067円4,500円11,636円6,857円8,974円

「調査なし」は、集計表でサンプルが得られない・僅少、または最多回答を特定できないとされた区分です(値を補っていません)。20代は調査では「10代〜20代」。職場の上司・同僚・部下は集計で「職場関係」にまとめられ(所属団体の関係者を含む)、別々の額は調査なしです。出典: 全互協 香典アンケート 令和3年度 集計結果。

親戚以外では5,000円が個人で包む額の目安とされ(取引先は10,000円)、2,000円・3,000円は同じ関係の何人かで一緒に包んだ額と推察されています(全互協の報告書)。

包み方・表書き・連名・香典辞退

  • 新札は避ける: 全互協は「香典には新札は使いません」とします(全互協)。全葬連は、その理由を、新札だと事前に用意していたように捉えられるためとしています(全葬連)。
  • 4・9を避ける: 金額の「4」「9」や偶数はタブーで、2千円・2万円は差し支えないとされています(全互協)。4は「死」、9は「苦」を連想させるためです(全葬連)。
  • 表書き(宗教別): 仏式では、一般的には通夜から三十五日の法要までは「御霊前」、四十九日の法要からは「御仏前」を使います(全互協)。全葬連は四十九日を境に切り替えるのが一般的としつつ、宗派・地域の慣習で違うとしています。不安なら葬儀社や寺院に確認してください。神式は「御玉串料」「御榊料」、キリスト教式は「御花料」(カトリックは「御ミサ料」、プロテスタントは「献花料」)です(全葬連)。
  • 浄土真宗と「御霊前」: 全互協は「御霊前」は宗教・宗派を問わず使えるとし、全葬連は浄土真宗では葬儀のときから「御仏前」を使い、「御霊前」は使わないとします(全葬連)。宗派が分かるときはそれに合わせ、不安なら葬儀社や寺院に確認してください。
  • 夫婦連名: 夫の姓名を中央右側に、妻は名だけをその左側に書きます(全葬連)。
  • 会社・複数名の連名: 会社として包むときは、中央に氏名、右側に会社名。部署で包むときは「○○部 一同」。複数名では、右側に代表者名、左へ年下の順に書き、3名以上は「外一同」とします(全葬連)。
  • 香典辞退: 遺族の側は、辞退するときは葬儀の案内状や死亡通知に明記するよう案内されています(全葬連)。参列者の側の対応について、調査や公的な決まりは確認できていません(調査なし)。遺族の意向に沿うのが基本と考えられます。

四十九日などの日付は法要・年忌の早見で出せます。出典: 全葬連 香典袋の書き方(表書き・連名)・香典返し。

この表に入れていないもの

  • 地域の違い: 報告書には地域別(10地域)の表もありますが、区分が細かく回答が少ないので、ここでは全国の値だけを使っています。地域・家の慣習で変わります。
  • 法事・法要の香典(御仏前): この調査は葬儀の香典で、年忌法要の額は含みません。
  • 連名・会社の額、故人との付き合いの深さ: 個人が1人で包む額の調査で、付き合いの深さによる差は入っていません(報告書も、同じ関係でも付き合いの深さで額が分かれるとしています)。

値は全互協の調査の集計結果で確かめています(2026年10月4日)。まとめサイトの数字は使っていません。

計算の仕方

香典の相場 = 故人との関係の行と、自分の年代の列が交わるセルの最多回答額(調査の表から引く)。平均額は並べて見る

  • 故人との関係(11区分)と、自分の年代(全年代・20代・30代・40代・50代・60代以上)を選びます。20代は、調査では10代〜20代です。
  • 関係×年代の最多回答額の表で、その行と列が交わるセルを引きます。これが相場です。最多回答額は、調査で最も多くの人が包んだ額です。
  • 最多回答額が「調査なし」で平均額だけがあるときは、平均額を参考に見ます。どちらも「調査なし」のときは、年代を全年代にして見ます。
  • 平均額も並べて見ます。平均額は一部の高額に引っ張られるので、最多回答額より大きく出ることがあります(例: 祖父母は最多回答額5,000円に対し、平均額14,942円)。
  • 香典の額に法令や公的な基準はありません。値は全日本冠婚葬祭互助協会の調査の集計で、地域や家、故人との付き合いの深さで変わります。

結果の読み方

結果の読み方
結果意味次にすること
「最も多かった額は ○円」と出たとき調査で、その関係・その年代の人が最も多く包んだ額です。決まりではなく、調査の値です。迷うときは、同じ立場の親族や周りの人に聞くのが確実です。
平均額が最多回答額よりずっと大きいとき一部の高額に引っ張られて、平均額が大きく出ています。多くの人が包んだ額は、最多回答額のほうです。額を決めるときは、最多回答額を中心に見ます。
「最多回答額は調査なし」で平均額だけが出たときその区分は、サンプルが得られない・僅少、または最多回答を特定できないとされた区分です。平均額は参考です。年代を全年代にして、最多回答額があるかを見ます。
「調査なし」と出たとき集計がない区分です。値を補っていません。年代を全年代にして見ます。それでも無いときは、喪主や親族に確かめます。
よくある間違い: 調査の値を決まりだと考える香典の額に法令や公的な基準はありません。同じ関係でも、付き合いの深さや地域・家の慣習で額が変わります。喪主や同じ立場の親族、地域の慣習を知る人に確かめます。
よくある間違い: 職場の上司・同僚・部下で額が違うと考える調査の集計では「職場関係」にまとめられていて、上司・同僚・部下の別の額は公表されていません。部署や会社の連名にするかなどは、職場の慣習に合わせます。
よくある間違い: 連名で包むときも、1人分の相場をそのまま使うこの表は、参列する個人が1人で包む額です。連名のときは、1人あたりでなく、袋に入れる額の合計で考えます。一緒に包む人と、合計の額を相談します。

目安です。地域・家の慣習で変わります。迷ったときは、喪主や親族、葬儀社に確かめてください。調査の元の報告書は、全互協の公式のページで読めます。

計算例

関係と年代ごとの香典の相場の引き方
入力計算結果
友人・その家族・40代表の「友人・その家族」の行と「40代」の列が交わるセルを見ると、最多回答額は5,000円、平均額は5,744円相場は5,000円(平均額5,744円)
祖父母・全年代表の「祖父母」の行と「全年代」の列が交わるセルを見ると、最多回答額は5,000円、平均額は14,942円相場は5,000円(平均額14,942円)
親(実親・義理の親)・20代表の「親(実親・義理の親)」の行と「20代」の列が交わるセルを見ると、最多回答額は調査なし、平均額は12,667円(参考)最多回答額は調査なし(平均額12,667円は参考)
兄弟・姉妹・20代表の「兄弟・姉妹」の行と「20代」の列が交わるセルを見ると、最多回答額も平均額も調査なし。全年代の行では、最多回答額は50,000円、平均額は45,452円調査なし
隣人・近所の人・30代表の「隣人・近所の人」の行と「30代」の列が交わるセルを見ると、最多回答額は3,000円、平均額は3,800円相場は3,000円(平均額3,800円)
取引先の人・50代表の「取引先の人」の行と「50代」の列が交わるセルを見ると、最多回答額は10,000円、平均額は7,567円相場は10,000円(平均額7,567円)

香典の相場のよくある質問

この相場は決まりですか?

決まりではありません。香典の額に法令や公的な基準はなく、このページの値は全日本冠婚葬祭互助協会が通夜・告別式の会葬者に配ったアンケート(令和3年度・回答5,177件)で、参列者が実際に包んだ額を集計した「調査の値」です。地域や家・故人との付き合いの深さで変わるので、目安として使い、迷うときは同じ立場の親族や周りの人に聞くのが確実です。

最多回答額と平均額はどちらを見ればいい?

どちらが大きいかは、関係で逆になります。祖父母は最多回答額5,000円より平均額14,942円のほうが大きいのですが、親(実親・義理の親)は最多回答額100,000円に対して平均額59,711円、兄弟・姉妹は50,000円に対して45,452円と、最多回答額のほうが大きく出ます(どちらも全年代)。表の66セルのうち、最多回答額と平均額がそろう60セルで最多回答額が平均額を上回るのは17セルです。平均額は少ない額や多い額の回答にも動くので、「その立場の人が実際に包んだ額」を知りたいときは最多回答額に合わせ、平均額は上下の幅を見る参考にします。最多回答額が調査なしで平均額だけが出るセルは5セルあり、そのときだけ平均額を参考にします。

2,000円や3,000円の人もいるのはなぜ?

表でも、3,000円が最多回答額の区分があります(そのほかの親戚の20代、隣人・近所の人の20代・30代・40代)。調査では、親戚以外は5,000円が個人で包む額の目安で、2,000円・3,000円などは同じ関係の何人かで一緒に包んだ額だろうと推察されています(全互協の報告書)。友人や同僚など複数名で連名にするときは、全葬連の書き方では右側に代表者、左へ年下の順に名前を書き、3名以上は「外一同」として、中袋に全員の氏名と住所を書きます。額は1人あたりでなく、袋に入れる合計で考えます。

職場の上司・同僚・部下で額は変わる?

上司・同僚・部下の別は集計に無く、「職場関係」(所属団体の関係者を含む)にまとまっています。区分の境目で見ると、職場関係は最多回答額5,000円・平均額6,204円、職場の人の家族は5,000円・5,336円、取引先の人は最多回答額が10,000円・平均額7,915円で、取引先のほうが高く出ます(全年代)。職場関係の最多回答額は全年代で5,000円のまま、平均額だけが20代の4,261円から60代以上の7,289円へ上がります。部署で包むなら、全葬連の書き方では袋の中央に「〇〇部 一同」と書きます。会社や部署の慣習があるときは、それが先です。

新札は使ってもいい?4や9は?

全互協は、香典に新札は使わず、金額も「4」「9」や偶数はタブーとし、ただし2千円・2万円はかまわないとしています。全葬連は、新札を避ける理由を、事前に用意していたように捉えられるためとしています。このページの表で最多回答額に出る額は3,000円・5,000円・10,000円・50,000円・100,000円だけで、4,000円や9,000円のように「4」「9」のつく額は1つもありません。額を決めるときは、この中から関係と年代に近い額を選ぶのが無理のない形です。

香典辞退と案内にあったら?

香典を辞退するときは、遺族が葬儀の案内状や死亡通知に明記するよう案内されています(全葬連)。参列者の側の対応について、調査や公的な決まりは確認できていません。辞退の案内が無く香典を包んだときは、遺族から香典返しが届くことがあります。全葬連によれば、香典返しは半返し(いただいた額の半分ほど)が相場で、忌明け(四十九日法要)のあとに贈るのが一般的です。香典返しに代えて寄付するときは、寄付先と金額を記した挨拶状を香典返しと同じ時期に送るとされています。辞退の案内があったら、袋は持たずに遺族の意向に沿うのが基本と考えられます。

2026年10月23日現在の情報です(データ最終更新: 2026年10月20日)。出典: 全日本冠婚葬祭互助協会 香典に関するアンケート調査(令和3年度)調査概要・回答者 / 全日本冠婚葬祭互助協会 香典に関するアンケート調査(令和3年度)集計結果(最多回答額・平均額) / 全日本冠婚葬祭互助協会 お葬式のマナー(Q&A 香典・新札・4と9・御霊前と御仏前) / 全日本葬祭業協同組合連合会 御仏前と御霊前(浄土真宗は御仏前・新札・4と9) / 全日本葬祭業協同組合連合会 香典袋の書き方(宗教別の表書き・夫婦連名・会社・複数名の連名・中袋) / 全日本葬祭業協同組合連合会 香典返し(香典辞退は案内状・死亡通知に明記)