札幌国際短編映画祭2026受賞作発表、グランプリは『TUTTI』
ベストカレンダー編集部
2026年10月25日 20:51
94の国と地域から集まった作品から各賞が決定
第21回札幌国際短編映画祭(SAPPORO Short Fest 2026)は、10月23日(金)、札幌市西区の生活支援型文化施設コンカリーニョで授賞式を開催し、今年の受賞作品を発表しました。世界94の国と地域から寄せられた応募は2,622作品。オフィシャルセレクションには、28の国と地域から96作品がノミネートされました。
受賞作を選んだ国際審査員は、香港を代表する映画監督のジョニー・トー氏、映画『敵』『桐島、部活やめるってよ』などを手がけ、第37回東京国際映画祭で東京グランプリ・最優秀監督賞・最優秀男優賞の3冠を達成した吉田大八氏、釜山国際短編映画祭アーティスティック・ディレクターのイ・サンフン氏の3人です。国際審査員がそろったアワードセレモニーで、審査を経た各賞が発表されました。
グランプリと国内作品賞
グランプリは、台湾のロンズオ・ジュアン監督による『トゥッティ:息をあわせて(TUTTI)』が受賞しました。リコーダー部の少女と少年の心の交流を描く、18分33秒のドラマ作品です。最優秀国内作品賞には、矢野ほなみ監督の『エリ(ERI)』が選ばれました。子どもを産み続ける乳牛たちの切ない心情や生き方を描いたアニメーションで、上映時間は12分8秒です。
日本初公開作品を対象とするジャパン・プレミア賞は、田中未来監督の『BAD NEGOTIATION』に決定。世代の違う上司と部下の緊張感ある関係を描く、15分3秒の日本作品です。審査員特別賞は、ベルギー、フランス、北マケドニア、イギリスの作品『ロインズ:死体裁判(LOYNES)』。ドリアン・イェスペルス監督による25分3秒のドラマ作品が選ばれました。
演出・演技・技術をたたえる国際コンペティション
最優秀監督賞は、フランスのジョスラン・シャルル監督によるアニメーション『ゴッド・イズ・シャイ(GOD IS SHY)』が受賞しました。人間の心に潜む深層の恐怖をテーマにした15分の作品で、同作は最優秀脚本賞、最優秀アニメーション賞、最優秀作曲賞も獲得。今大会で初となる4冠を達成しました。作曲はP.R2Bです。
最優秀女優賞は2作品に贈られました。韓国のスリラー『HANAKO』では、オンライン韓国語講師の女性が抱える心理的不安を演じたハ・ジョンミンが受賞。監督はチョン・ウヌクで、上映時間は29分53秒です。もう一作は、ポーランドの『すべては彼女のせい(IT’S ALL BECAUSE OF HER)』。ベアタ・ニジェラが受賞し、ダリア・コピエツ監督による30分のドラマ作品です。
最優秀男優賞は、チェコのコメディ『シンク:美しい声(SYNC)』に出演したオンドレイ・ザラが受賞しました。ルボシュ・ヴァツケ監督作で、上映時間は15分45秒です。最優秀美術賞は、カラズ監督の『灰色のアリの生活(THE LIFE CYCLE OF A GREY ANT)』。カナダのフィクション/実験作品で、プロダクション・デザイナーのルイーザ・シャバスが評価されました。
そのほかの国際コンペティション受賞作は次の通りです。
- 最優秀ドキュメンタリー賞:『3人の調律師(THE TUNERS)』/パヴェウ・ホジェンパ監督、ポーランド、20分
- 最優秀コンテンポラリー・エクスペリメンタル賞:『愛のための議論(ARGUMENTS IN FAVOR OF LOVE)』/ガブリエル・アブランテス監督、ポルトガル、9分
- 最優秀編集賞:『海が忘れてしまう前に(BEFORE THE SEA FORGETS)』/ゴック・ドゥイレ監督、シンガポール、17分
- 最優秀撮影賞:『ロインズ:死体裁判(LOYNES)』/撮影アルノー・アルベロラ、ドリアン・イェスペルス監督
- 最優秀学生監督賞:『マヨルカの夏(SUMMER CEMETERY)』/ヴァレリア・クニー・カペリャ監督、スペイン、20分
- 最優秀ノンダイアログ賞:『アグワ・アタ:秘密の部族(ADGWA ATA)』/ズザンナ・クライフ監督、フランス・ハンガリー、14分30秒
- 最優秀ミニショート賞(10分以下):『オン・ザ・ライン:新しい街で(ON THE LINE)』/アナスタシア・イトキナ監督、カナダ・ウクライナ、8分34秒
子ども審査員や北海道の賞、短編ドキュメンタリーも
「ファミリー&チルドレン」プログラムの9作品を対象に、小学生12人の子ども審査員が選ぶチルドレンショート賞では、ベルギー・フランスのアニメーション『ゆきの日(SKETCHES ON ICE)』が最優秀賞を受賞しました。監督はマリオン・オヴァン、上映時間は4分10秒です。銀賞はスイスの『サルのだいぼうけん(INTO THE FOREST)』、アントナン・ニクラス監督作。銅賞はスロバキアの『たいようの子ども(EENY, MEENY, MINY, MOE!)』と、日本の『POSTMAN』の2作品で、それぞれアンドレア・セレショヴァー、YUUUKIが監督しました。
北海道の放送局6局(NHK/HBC/STV/HTB/UHB/TVh)が選ぶ北海道メディアアワードは、大川祥吾監督の『お呂美と珠里右衛門(オロミとジュリエモン)』に決定。シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」を原作にした時代劇ミュージカルで、上映時間は25分です。株式会社アミノアップから贈られるアミノアップ北海道監督賞は、渡邊航介監督の『耳をすませば、日常はもっとあたたかくなる。』が受賞しました。不要な音を消せるアプリをめぐる約10分のドラマで、作品の英題は『LISTEN CLOSELY, AND LIFE GROWS WARMER』です。
インターナショナル・コンペティションのOutdoor Adventure Cinema部門では、アダム・セビール監督の『Sikoqqinngisaannassooq』が最優秀アウトドア・アドベンチャーシネマ賞を受賞。グリーンランドとノルウェーに関わる、気候変動と先住民をテーマにした15分のドキュメンタリーです。
Micro Docs部門は、第17回(SSF2022)に新設されたナショナル・コンペティションで、3分30秒以内のショートドキュメンタリーが対象です。最優秀作品には「Micro Docs Best FilmAward賞」が授与され、Yahoo!ニュース ドキュメンタリーで新作を発表する機会が与えられます。2026年の審査員は、ドキュメンタリー・プロデューサー兼カメラマンで、2025年に一般社団法人DDDD Instituteを設立しDDDD Film Schoolを開校した金川雄策氏と、個人の日常と社会課題を結ぶ映像制作を国内外で行うドキュメンタリー映像作家の森田雄司氏です。
Micro Docs最優秀賞はタニショーゴ監督の『檻の山小屋(A CABIN CALLED THE CAGE)』、優秀賞は浅里のぞみ監督の『テンプ(Balance Wheel)』、撮影賞は松本トラヴィス監督の『The Master Carver』。中学生・高校生が制作するMicro Docs U-18では、聖徳学園高等学校の生徒の活動をまとめた曽我響生監督の『私たちが活動する理由(WHY WE TAKE ACTION)』が奨励賞に選ばれました。
新設賞と全国向けオンライン上映
今年新設された「ヒューマン・インテリジェンス賞」(Presented by ユメバウ)は、AI時代に人間ならではの物語を紡ぐ力とクラフトマンシップをたたえる賞です。初の受賞作には、ノルウェーのSF作品『アニマリア:野性の世界(Animalia)』が選ばれました。監督はマリウス・ロルフスヴォーグです。
受賞作を含む今年のノミネート作品は、全国どこからでもオンデマンドで視聴できます。オンライン上映の会期は2026年11月13日(金)から11月29日(日)までで、ほぼすべての作品を対象に約2週間視聴可能と案内されています。最終視聴可能日は2026年11月29日(日)の予定です。会場は第21回札幌国際短編映画祭公式ページ内で、右上の「オンライン上映」からアクセスします。
オンライン上映チケットサイト:https://ssif.dada-streaming.com/
映画祭公式HP:https://sapporoshortfest.jp
Facebook:https://www.facebook.com/sapporoshortfest
X(旧Twitter):https://twitter.com/sapporoshort
Instagram:https://www.instagram.com/stories/sapporo.short.fest/
NoMaps実行委員会 公式HP:https://no-maps.jp
問い合わせ先は札幌国際短編映画祭(NoMaps実行委員会)、担当:本間/久保、メール:info@sapporoshortfest.jpです。NoMaps実行委員会のメールアドレスはinfo@no-maps.jpです。
第21回札幌国際短編映画祭の受賞と上映情報
今回の受賞結果では、国際コンペティションの主要賞から、子ども審査員による賞、北海道にゆかりのある賞、短編ドキュメンタリー部門まで、多様な作品が選出されました。開催・視聴に関する日程と主な情報をまとめます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 授賞式 | 2026年10月23日(金)、札幌市西区・生活支援型文化施設コンカリーニョ |
| 応募・ノミネート | 94の国と地域から2,622作品応募。28の国と地域から96作品がオフィシャルセレクションに選出 |
| グランプリ | 『トゥッティ:息をあわせて(TUTTI)』/ロンズオ・ジュアン監督 |
| 最優秀国内作品賞 | 『エリ(ERI)』/矢野ほなみ監督 |
| オンライン上映 | 2026年11月13日(金)~11月29日(日) |
| チケットサイト | https://ssif.dada-streaming.com/ |
| 問い合わせ | info@sapporoshortfest.jp |
授賞式で発表された作品の幅広さに加え、11月13日からはノミネート作品のオンライン上映も始まります。各賞の受賞作とあわせ、映画祭が紹介する短編作品を視聴できる機会が設けられています。
出典:PR TIMES の発表
この記事は、元の発表をもとに AI を用いて下書きし、点検を通して 2026年10月25日 に公開しました(記事の作り方)。
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