生成AI長編アニメ『星の唄が聞こえる』YouTubeで無料公開
ベストカレンダー編集部
2026年10月22日 13:41
生成AIを全面活用した117分の長編アニメが無料公開
DELINE PRIME(株式会社SPEED EFFECT)が制作した長編アニメーション映画『星の唄が聞こえる』が、2026年10月22日(水)からYouTubeで無料公開されました。上映時間は117分。生成AIを全面的に活用し、3人の制作チームが実働約3ヶ月で完成させた長編作品です。
公開に先立ち、10月5日から第一章、第二章、第三章を順次公開し、10月22日に全117分の本編フル動画が公開されました。作品は利益追求を目的とせず、技術力の共有として無料公開を続ける予定としています。
本編はYouTubeの「星の唄が聞こえる -a One Story of Star Children-(全編)」で視聴できます。公開先はhttps://www.youtube.com/watch?v=_kvNkp1KiUkです。作品のジャンルはヒューマンドラマ/アニメーションで、制作はDELINE PRIME(株式会社SPEED EFFECT)が担当しました。
成果を追い続けた起業家が、星空の下で心を取り戻す
阿蘇の記憶を軸にしたオリジナルフィクション
物語の主人公は、SNSマーケティング企業を立ち上げた起業家、篠宮礼(しのみや・れい)。幼いころに両親を亡くし、「成果を出すこと」でしか自分の価値を感じられないまま大人になりました。他人の気持ちには人一倍敏感でありながら、自分自身の心の声を聞けなくなっていきます。
事業を成功させる一方で、礼は仲間や家族、そして自分自身を見失っていきます。物語の転機となるのは、阿蘇の地に伝わる「星に願う」という素朴な祈りです。成果や数字に追われ、「何のために頑張っているのか分からない」と感じる現代人の姿を重ねながら、人としての心を取り戻すまでを描きます。
本作は、監督であり起業家でもある結野弘崇の実体験を参考にしたオリジナルフィクションです。あらすじでは、熊本・阿蘇で幼い礼が両親を亡くし、祖父に連れられて「願いが叶う丘」へ登る場面から物語が始まります。「死んだ人はみんな、星さんになるとよ」という祖父の言葉と、ブリキのバケツに映る満天の星空が、礼の記憶に残ります。
その後、礼は上京し、起業家として成功への階段を駆け上がります。しかし、成果を求めるほど心は乾き、親友との死別や裏切り、家族との心の隔たりに直面します。すべてを失いかけた礼が再びあの丘へ戻り、星空の下で祖父と交わした小さな約束や、忘れかけていた人を思う気持ちに向き合うストーリーです。背景には実際に撮影した押戸石の丘を取り入れ、天体の位置にもこだわって作画したといいます。
3人で約1500カットを制作、生成AIと人の手を組み合わせる
始動から完成までの制作体制
制作は2026年4月に始動した後、経営資源を集中するため一度中断し、同年8月に再開。10月に完成し、実働約3ヶ月で117分の作品に仕上げました。制作チームは3名で、約1500カットを制作。各カットで平均5回以上のリテイクを重ね、生成試行は総計1万回を超えました。
映像生成では「Seedance」「MiniMax」を中心に、画像生成に「ChatGPT image」「Nano Banana」「Midjourney」、音楽制作に「Suno」を使用しています。音声には実際の声優を起用しながら、一部にAI音声も活用しました。背景や構図、人物の描写、感情の連続性を長尺で保つことは難易度の高い課題であり、ワンカットずつ背景のプロンプトを書き直しながら制作したと説明しています。
新海誠作品を参考にした繊細な情景美と熊本・阿蘇の背景表現を目指しつつ、監督コメントによると、プロンプトやリファレンスにアニメ作品を直接取り込むことはしていません。AIを単なるコスト効率のよい道具や技術の盗用としてではなく、「創造性を拡張する相棒」と位置づけ、シーンメイクのプロンプト技術を高めた制作記録でもあるとしています。
監督の結野弘崇(本名:今井渉平)は、映像制作歴1年で初監督・初脚本に挑み、声優としても参加しました。作詞、脚本、プロンプトはすべて手打ちで作成し、メインキャストは実際の声にこだわったとのことです。生成コストは一般的なアニメ映画の約10分の1程度とし、作業工程が明確になったことで、今後のコストダウンにも期待を示しています。
結野は、長尺のAIアニメーション制作には背景・構図や人物の描写、感情の連続性を保つ難しさがあり、ショートアニメやミュージックビデオ程度の尺が普及してきたと説明。そうした課題を長編で乗り越える試みと位置づけています。また、AI動画や声優音声の盗用をめぐる批判にも触れ、過去のアニメーターや漫画家の努力と文化を守り、尊重しながら、戦闘シーン、ラブストーリー、子ども向け作品、オリジナルアニメ制作など幅広いジャンルに取り組み、日本文化の世界進出に貢献したいと述べています。
キャストと制作スタッフ、作品情報
出演者は、主人公・篠宮礼の大人役を桜井颯斗、子ども役をりお、老人役を矢嶋友和が担当。じいじと西村は結野弘崇、和希は田中運動部、宮守沙也加とひかり(大人)は高本いおり、田中はりゅういち、石原マイと吉岡は妃菜、ひかり(幼少期)とナルガはくるみ、そらは桜井颯斗、山川は岩瀬だいち、瀬織津姫はりさこ、ヤクザ(50代)はでぇちゃん、タケウチ教授は矢嶋友和、和希母は深田あさが演じています。
原作、脚本、監督、コンテ、音楽、背景、キャラクターデザイン、SE、編集は結野弘崇が担当。動画制作とSEは堀川翔悟、常井秀人が手がけました。協力には株式会社ジェー・ピー・シー、アミューズメントメディア総合学院、NPO法人押戸石の丘が名を連ねています。
作品と制作元の情報を以下にまとめました。株式会社SPEED EFFECTの所在地、事業内容、問い合わせ先も公表されています。
| 作品名 | 星の唄が聞こえる |
|---|---|
| 上映時間・ジャンル | 117分/ヒューマンドラマ・アニメーション |
| 公開日・公開場所 | 2026年10月22日(水)/YouTube(無料公開) |
| 本編URL | https://www.youtube.com/watch?v=_kvNkp1KiUk |
| 制作 | DELINE PRIME(株式会社SPEED EFFECT) |
| 使用AIツール | Seedance、MiniMax(動画)/ChatGPT image、Nano Banana、Midjourney(画像)/Suno(音楽) |
| 会社所在地 | 東京都渋谷区渋谷2-11-13 松田渋谷ビルディング2F |
| 代表者・事業内容 | 今井渉平(監督名 結野弘崇)/WEBマーケティング、アフィリエイト広告、AI動画制作事業 |
| 会社URL | http://speedeffect.co.jp/ |
| 問い合わせ | 株式会社SPEED EFFECT 広報担当:堀川翔悟/Email:deline_prime@speedeffect.co.jp |
3人のチームが1万回を超える生成試行を重ね、AIと声優、スタッフの手作業を組み合わせて完成させた117分の作品です。阿蘇の星空を物語の核に据えた長編アニメーションは、YouTubeで全編を無料視聴できます。
出典:PR TIMES の発表
この記事は、元の発表をもとに AI を用いて下書きし、点検を通して 2026年10月22日 に公開しました(記事の作り方)。
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