11月7日表彰式へ みいちゃんの本が個人誌部門賞に
ベストカレンダー編集部
2026年9月5日 20:57
個人誌部門賞受賞
開催日:11月7日
📅 カレンダーに追加:Google|iPhone/Outlook
12歳で開いた小さなお菓子工房──みいちゃんの歩み
学校へ行くことが難しくなった少女が、自宅の一角に小さな店を開き、社会との接点を築いていくまでの道のりを記したのが、杉之原千里著『みいちゃんのお菓子工房 12歳の店長兼パティシエ誕生 ~子育てのアンラーニング~』です。著者は滋賀県近江八幡市の「みいちゃんのお菓子工房」代表であり、株式会社TANEBI代表取締役でもあります(プレスリリース発表:2026年9月5日 17時31分)。
本章では、工房立ち上げの背景と日々の変化を整理します。みいちゃんは6歳で自閉スペクトラム症と診断され、不安の強さや場面緘黙などの特性を抱えながら成長しました。学校という環境に適応しにくい一方で、幼少期から慣れ親しんだお菓子づくりの場では力を発揮し、12歳で自宅工房を開くことにつながりました。
工房設立の経緯と日常の実際
工房は自宅の一角に設けられ、地元の注文を受けるかたちで運営が始まりました。学校へ戻ることだけを目標に据えるのではなく、「好きなことを通して社会とつながる」という視点に基づく選択でした。
お菓子づくりを通じて注文対応や接客を少しずつ経験することで、みいちゃんは社会との接点を増やしていきました。成功物語だけでなく、困難や調整のプロセスも本書に詳細に記録されています。
成長の軌跡(年表形式)
以下は本書に描かれる主な出来事の流れを抜粋したものです。年ごとの節目と取り組みが、家族の対応や工房運営にどのように結びついたかを示します。
- 6歳:自閉スペクトラム症と診断。不安や場面緘黙などの特性を確認。
- 幼年期~小学校期:お菓子づくりを好きで続ける。家庭内での実践を重ねる。
- 12歳:自宅の一角に「みいちゃんのお菓子工房」をオープン。店長兼パティシエとして活動開始。
- その後:注文対応を重ね、地域やお客様との接点を増やすことで社会参加の形をつくる。
- 2026年9月:19歳のパティシエとしての姿も記述(書籍本文内の時系列表現)。
書籍の中身と著者の思い:できることを起点にする子育ての記録
本書は、単に個人の成功を讃えるものではなく、家族がどのようにして環境を整え、本人の力を引き出していったかを詳細に記したノンフィクションです。学校へ行けない、話せない、社会の「普通」に合わせることが難しいといった現実を直視しつつ、できることから関係を築いた過程が描かれています。
著者・杉之原千里は、親の視点から起こった具体的な試行錯誤を惜しみなく綴っています。書かれている内容は、当事者や家族、支援者にとって実践的な示唆を与える構成になっています。
書籍概要の詳細
書籍の基本情報は以下の通りです。出版年月、内容の要約、購入先について明記されています。
- 書名
- みいちゃんのお菓子工房 12歳の店長兼パティシエ誕生 ~子育てのアンラーニング~
- 著者
- 杉之原千里
- 発行
- 2024年2月
- 内容
- 不登校を経験した娘・みいちゃんが、お菓子づくりを通じて社会との接点をつくり、自分らしい生き方を見つけていくまでを綴った家族の記録
- 購入先
- amazon(リンクは書籍ページを参照)
書籍の本文では、日々のエピソードや家族会議、工房運営の具体的手順、地域や顧客とのやり取りが細かく記録されており、同様の課題に直面する家庭にとっての実用的な事例集にもなっています。
著者コメント
杉之原は本書について次のように述べています。〈この書籍は、時代を超えて語り継がれていく本になればと思っています。私たち親子が歩いてきた道には、前例がありませんでした。先が見えない中で、小さな小さな出口を見つけ、そこから這い上がるように、親子でもがき続けました。〉
さらに杉之原は続けます。〈この本に描いたのは、そんな親子と家族の物語であり、ハンデのある一人の娘が、自分の生きる道を作っていった記録です。そして、みいちゃんが歩いた道を、みいちゃんだけの道で終わらせたくありません。これから何十年かかっても、次に続く若者たちが歩けるように、その道を耕しておきたいと思っています。そのために株式会社TANEBIを立ち上げました。〉
受賞の経緯と式典の情報──第29回日本自費出版文化賞
本書は、第29回日本自費出版文化賞(主催:一般社団法人日本グラフィックサービス工業会)において、個人誌部門賞を受賞しました。募集には全国から合計824点の応募があり、厳正な選考を経ての受賞です(プレスリリースによる報告)。
受賞は一次・二次選考を経て行われ、7部門で計70点が入選候補作品として選出されたうえで、2026年9月4日に行われた最終選考委員会により各部門1点ずつの部門賞が決定されました。本書は個人誌部門の部門賞に選ばれています。
選考過程の要点
選考は以下の流れで進行しました。まず全国から寄せられた824点の応募作品が第一次選考にかけられ、次に第二次選考が実施されました。各部門での入選候補作品は合計70点に絞られ、最終選考委員会で最終的に部門賞が決定されます。
部門賞は7部門それぞれ1点が選出される方式で、本書はそのうちの個人誌部門での受賞です。この受賞は自費出版の文化的意義を評価する観点からの顕彰となります。
表彰式と問い合わせ先
表彰式は以下の日時・会場で開催されます。受賞関係者や関係団体による公式行事として予定されています。
| 表彰式日時 | 2026年11月7日(土) |
|---|---|
| 会場 | アルカディア市ヶ谷(東京都千代田区) |
本件に関する問い合わせ先は以下の通りです。出版物や活動に関する問い合わせは株式会社TANEBIが窓口となっています。
- 問い合わせ:株式会社TANEBI ~みいちゃんのお菓子工房~
- 代表取締役:杉之原千里
- メール:info@tanebi-world.jp
- 関連サイト:https://www.tanebi-world.jp/
TANEBIの活動と広がり、受賞が示す意味
書籍に描かれた「ひとりの物語」は、現在では組織的な取り組みへと広がっています。2026年に設立された株式会社TANEBIは、不登校や障がいなど多様な背景を持つ人々が、自分の経験や好きなことを育て、社会との接点や自分らしい生き方をつくる支援プログラム「TANEBI STORY」を展開しています。
この取り組みは日本各地に広がるだけでなく、イギリスや中国からの参加者も集まり、国境を越えた交流と活動の広がりが見られます。みいちゃんの経験を個人的な成功に留めず、多様な人々の支援につなげることを目的とした動きです。
TANEBIの主な取り組み
TANEBIでは、実践的な場づくりや学びの機会、地域との協働を通じて、参加者が自らの力を社会につなげるための支援を行っています。経験の共有やスキルの習得、販売や発信のサポートなどが含まれます。
具体的にはワークショップの開催、オンラインを含む学びの場、地域イベントへの参加支援などを行い、参加者が自分の関心や得意を活かして社会と接点を持てるように設計されています。
記事の要点まとめ
以下の表は、本記事で触れた主要な情報を整理したものです。受賞書籍のタイトル、著者、発行日、受賞の内容、選考件数、表彰式情報、問い合わせ先を網羅しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 書名 | みいちゃんのお菓子工房 12歳の店長兼パティシエ誕生 ~子育てのアンラーニング~ |
| 著者 | 杉之原千里(株式会社TANEBI代表取締役、みいちゃんのお菓子工房代表) |
| 発行 | 2024年2月 |
| 受賞 | 第29回日本自費出版文化賞 個人誌部門賞(部門賞は7部門それぞれ1点) |
| 応募件数 | 全国から824点の応募(一次・二次選考を経て70点が入選候補に) |
| 最終選考 | 2026年9月4日に最終選考委員会が開催され決定 |
| 表彰式 | 2026年11月7日(土)アルカディア市ヶ谷(東京都千代田区) |
| 購入先 | amazon |
| 問い合わせ | 株式会社TANEBI(代表:杉之原千里) info@tanebi-world.jp |
| 関連リンク | https://www.tanebi-world.jp/ |
以上が書籍とその受賞、ならびに関連する株式会社TANEBIの活動についての整理です。本書は家族の記録であると同時に、できることから社会とつながる方法を提示する事例として評価され、自費出版の文化的価値を顕彰する場である第29回日本自費出版文化賞の個人誌部門賞を受賞しました。問い合わせや詳しい情報は株式会社TANEBIの公式連絡先およびウェブサイトで確認できます。