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今治のPR歌『ぼくらのふるさと』全26校版公開と入選

全26校版公開

開催日:5月19日

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全26校版公開
この歌って誰が作ったの?
今治市立別宮小学校の6年生が校内プロジェクトで言葉を出し合って生まれ、作詞・作曲はシンガーソングライター田中慈人さんが協力。今治市広報が映像化し全市版として公開しています。
どこで見られるの?
新バージョンは第76回全国植樹祭えひめ2026の今治サテライト会場で5月17日に初披露され、2026年5月19日からYouTubeで一般公開。今治市の広報ページでも案内があります。

子どもたちの一言から生まれた「ぼくらのふるさと」

今治市で誕生した歌「ぼくらのふるさと」は、今治市立別宮小学校の6年生(令和6年度当時)が「今治の魅力を歌にしよう」と始めた校内プロジェクトが出発点です。児童たちは身の回りの風景や日常の記憶から言葉を紡ぎ、シンガーソングライターの田中慈人(たなか しげと)さんの協力を得て、歌詞とメロディーを完成させました。

歌詞に登場するモチーフは、ふわふわの柔らかいタオル、大きな船、友だちと笑うひとときといった、特別な観光名所ではなく毎日の暮らしのなかにある今治らしさです。子どもたち自身の言葉で語られるため、メロディーと合わさることで聞き手の記憶にある「ふるさとの情景」を呼び起こす力を持っています。

全国広報コンクール入選!今治のPR動画「ぼくらのふるさと」――全26小学校の歌声でつなぐ新バージョン公開【愛媛県今治市】 画像 2

制作の経緯とワークショップの内容

ワークショップでは児童が「今治の好きなところ」を持ち寄り、互いに語り合う場が設けられました。田中慈人さんは作詞・作曲の過程で、子どもたちの言葉を尊重しながら歌としての形に整えていきました。こうした過程を通じて、歌は「学び」と「表現」の両面を兼ね備えた教材的要素も帯びています。

ワークショップで生まれた言葉は、そのまま地域広報の素材にもなりました。子どもたちが自分たちの言葉で表現したふるさとの姿を、映像化することで地域への愛着や誇りを育む取り組みが進められました。

発案校
今治市立別宮小学校(6年生・令和6年度当時)
協力
シンガーソングライター 田中慈人(作詞・作曲)
全国広報コンクール入選!今治のPR動画「ぼくらのふるさと」――全26小学校の歌声でつなぐ新バージョン公開【愛媛県今治市】 画像 3

全26校の歌声をつないだ「全小学校バージョン」と公開の流れ

当初の歌をより広く伝えるため、今治市は市内の全ての小学校26校の児童を参加させた「ぼくらのふるさと 全小学校バージョン」を新たに制作しました。子ども一人ひとりの歌声をつなぐ編集により、地域全体の声としての一体感を表現しています。

新バージョンは2026年5月17日に開催された「第76回全国植樹祭えひめ2026」の今治サテライト会場で初披露され、その後5月19日からYouTubeで一般公開されました。公開と同時に、2019年以降の出来事にも触れた地域の歩みを映像の背景に据えることで、単なるプロモーションに留まらないメッセージ性を持たせています。

全国広報コンクール入選!今治のPR動画「ぼくらのふるさと」――全26小学校の歌声でつなぐ新バージョン公開【愛媛県今治市】 画像 4

初披露の場と映像が伝えたこと

初披露はイオンモール今治新都市に設けられたサテライト会場で行われ、会場では子どもたちによるプランター植樹の様子なども報じられました。映像は2025年3月に発生した「令和7年今治市林野火災」からの復旧・復興の歩みを背景に、ふるさとを未来へつなぐ意志を示すものとして制作されています。

動画公開の狙いは広報の次数的効果だけでなく、世代を超えた共感の連鎖を生むことにあります。小学生がまっすぐに歌う姿は地域内外の人々に対して、ふるさとへの思いを素直に伝えます。

  • 初披露日: 2026年5月17日(第76回全国植樹祭えひめ2026 今治サテライト会場)
  • YouTube一般公開日: 2026年5月19日
  • 参加校数: 市内全26小学校
  • 背景にある出来事: 令和7年(2025年)3月発生の今治市林野火災からの復旧・復興

広報としての評価と映像制作の意図

「ぼくらのふるさと」は、今治市広報担当者が「歌で伝える広報」という方針で制作したPR動画で、子どもたちの率直な表現と地域の景観を織り交ぜることで、地域への愛着や誇りを育む作品を目指しています。完成作は広報コンクールでも高く評価されました。

評価のポイントは、自治体広報としての独自性と創造性にあります。日常に根差した言葉を用いた歌詞、児童の合唱と景観映像の重ね合わせ、さらには市全体を巻き込んだ全小学校版の制作というスケール感が評価されました。

受賞歴と選出情報

完成したPR動画「ぼくらのふるさと」は、令和7年の愛媛県市町広報コンクール映像部門で特選に選ばれ、さらに令和8年の全国広報コンクール(公益社団法人日本広報協会主催)映像部門で入選しました。全国コンクールでの入選は、自治体広報としての表現の幅を示す結果と言えます。

市の広報担当は、単なる情報伝達を超えて「世代を超えて歌い継がれる作品」にすることを目的に映像制作を進めました。結果として、地域の出来事や復興の経緯と結びついた強いメッセージ性が映像に付与されました。

  1. 令和7年 愛媛県市町広報コンクール 映像部門: 特選
  2. 令和8年 全国広報コンクール(公益社団法人日本広報協会)映像部門: 入選

関係者の声と作品が示す地域の姿

関係者からは完成した楽曲と映像に対する率直な感想が寄せられています。別宮小学校当時の6年生担任、浅野航大(あさの こうだい)さんは、学校発の歌が市内外で広く聴かれることに驚きを示すとともに、将来にわたってふるさとの歌として耳に残ることへの期待を述べています。

作詞・作曲を担当した田中慈人さんは、自分の大切な場所や暮らした場所を大事にする感覚こそが「ふるさと」であり、歌がそれを広げる手段になることを願うという考えを示しています。こうした発言は、歌を通じて地域文化が育まれる過程を示しています。

浅野航大(別宮小学校 6年担任・当時)
「別宮小学校で生まれたこの歌が、これだけたくさんの人たちに届き、歌ってもらったり聴いてもらったりしていることに驚いています。あの子たちが大人になった時にふと耳にする、ふるさとの歌であってくれると嬉しいなと思います。」
田中慈人(シンガーソングライター)
「自分の大切な仲間が生まれた場所、暮らした場所も大事にしたいと思う。そんな感覚を‘ふるさと’と呼んでもいいのではないかと思うようになりました。いつかこの歌を歌うみんなが、『僕の生まれた場所はさ』『私のふるさとはさ』と、笑いながら今治の話をする。そしてそれを聞く大切な誰かが今治のことをまた大事に思う。そうやって‘ふるさと’が広がっていったら嬉しいなぁと思います。」

要点の整理

以下の表は、本記事で触れた主要な情報を分かりやすく整理したものです。制作経緯、公開日、参加校数、受賞歴、関連する出来事、関係者などを一覧にしています。

項目 内容
作品名 ぼくらのふるさと(PR動画)
発案・原曲の出自 今治市立別宮小学校 6年生(令和6年度当時)のプロジェクト
作詞・作曲 田中慈人(シンガーソングライター)
新バージョンの特徴 市内全26小学校の児童が参加した「全小学校バージョン」
初披露 2026年5月17日 第76回全国植樹祭えひめ2026 今治サテライト会場(イオンモール今治新都市)
YouTube公開日 2026年5月19日
受賞歴 令和7年 愛媛県市町広報コンクール 映像部門:特選/令和8年 全国広報コンクール 映像部門:入選
映像制作の狙い 子どもたちの言葉と歌声を通じて地域への愛着を育み、世代を超えて歌い継がれる一曲にすること
関連の出来事 令和7年(2025年)3月 発生の今治市林野火災からの復旧・復興の歩みを背景に発信
関係者コメント 別宮小学校当時の担任 浅野航大さん、田中慈人さん(作詞・作曲)によるコメントあり
広報元 今治市役所(広報担当および広報戦略プロジェクト)

上記の表は、今回のPR動画と新バージョンに関する主要事実を整理したものです。作品は学校発の活動を出発点とし、地域全体へとつながる形で拡張され、公式の場とオンライン双方での公開を経て広く視聴可能になっています。制作には地域の出来事や復興の文脈も取り入れられ、自治体広報としての評価につながる結果が出ています。

関連情報や詳細は今治市役所の公式ページおよび秘書広報課、今治市広報戦略プロジェクトの案内を参照してください。