6/2開始|横浜マリンタワーで多言語ガイドWOUDIO
ベストカレンダー編集部
2026年5月22日 09:14
WOUDIO提供開始
開催日:6月2日
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展望台が「街の入口」に変わる──WOUDIO(ウーディオ)とは何か
2026年6月2日(火)、横浜マリンタワーにて新しい観光体験プラットフォームWOUDIO(ウーディオ)のサービス提供が開始されます。発表はNOSIGNER株式会社(本社:横浜市中区、代表取締役:太刀川英輔)がリリースしたプレスリリースに基づくもので、ローンチ日は横浜の象徴的な記念日である「横浜開港記念日」と一致します。プラットフォームは、単なる音声ガイドの提供を超え、観光体験のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進することを目的としています。
WOUDIOは、来場者がスマートフォンでQRコードを読み取るだけで利用可能であり、アプリのダウンロードは不要です。名称は「World(世界)」と「Audio(声)」を掛け合わせた造語で、世界中に声を届けることを目指すサービスです。最大18言語対応、多言語でのAI音声ガイド機能に加え、防災情報の提供や募金連動といった機能を組み合わせた点が特徴です。
サービスの成り立ちと開発背景
WOUDIOは、NOSIGNER代表の太刀川英輔が独立20年の節目に、ソロプレナーとしてデザインから開発・ローンチまで一貫して手がけた社内発スタートアップです。ノザイナーが掲げてきた「デザインの力で自然資産・歴史文化財を守り育てる」というビジョンを具現化するために開発されました。
同社は本サービスを通じて、展望台などの屋外ロケーションを含む観光空間を再定義し、来訪者の街歩きや地域回遊を促進する設計を行っています。横浜マリンタワーはWOUDIOの本格導入第一号施設として採用され、本格運用が始まります。
機能の全容:音声ガイドを超える三機能連携
WOUDIOは、音声ガイド機能に加えて、防災マップ連動機能・生成AIを活用したコンテンツ生成機能・募金連動機能の三つの柱を持ちます。来訪者は観光情報と安全情報を同一プラットフォームで受け取ることができます。
これらの機能は、観光という文脈の中で文化資源の保護・寄付・防災対応を連携させる意図で設計されています。観光体験の提供と同時に、地域の文化価値を継続的に支える仕組みを構築することが狙いです。
各機能の詳細
- 多言語AI音声ガイド(最大18言語):QRコード読み取りで即時再生。アプリ不要で、AI音声により現地で得られないディープな情報や問いへの解説を提供します。
- 防災マップ連動:災害発生時には最寄りの避難所への多言語ナビゲーションへ自動切替可能。観光情報と安全情報を同一インターフェースで提供します。
- 募金(寄付)連動:文化財や自然資産の保全に直接つながる寄付がその場で行える仕組みを搭載。観光の消費が地域の維持へ還流する仕組みを目指しています。
これらの機能を統合することで、WOUDIOは「観光ガイド」から「観光DXプラットフォーム」へと機能範囲を拡張しました。生成AIはコンテンツ制作の効率化と多言語化を支え、デザインは利用者の体験設計を担っています。
横浜360°──展望フロアから広がる街の物語
WOUDIOの本格導入第一号として採用されたのが、横浜マリンタワーの公式オーディオガイド「横浜360°」です。展望フロアに設定された20の「問い」を起点に、見える景観と紐づく歴史や文化、地域のエピソードを来場者のスマートフォンへ多言語で届けます。
「横浜360°」の狙いは、展望台を単なる眺望スポットに留めず、来館者がその場で興味を持ったスポットへ足を運ぶ行動を促すことにあります。展望フロアから見える氷川丸、大さん橋、赤レンガ倉庫、中華街、元町、山手、三溪園などについて、ガイドブックには記されないディープな情報を提供します。
表示される問いの例と体験の流れ
- ベイブリッジ:”あの橋をくぐれなかった船とは?” という問いを選ぶと、該当エリアの歴史と背景が音声で再生される。
- 山下公園:”芝生の下に何が眠っている?” を起点に、地域史と変遷に関する解説が展開される。
- その他:展望台から見える複数スポットに対応し、AIガイドが8言語で案内する。
利用者は展望フロアでQRコードを読み取るだけで即座に体験を開始できます。そこから実際に周辺地域へ足を運ぶことで、展望台での「問い」と現地での実物体験が結び付きます。
導入経緯・運用開始日と発表会の詳細
NOSIGNERは、横浜がこれまで多くの「日本初」を生んできた歴史的背景を評価し、開発者太刀川の地元である横浜マリンタワーを初期導入先に選定しました。横浜マリンタワーはかつて世界一高い灯台であり、テストベッドとしての象徴性も考慮されています。
サービスの公式稼働日は2026年6月2日(火)で、横浜マリンタワーの公式オーディオガイド「横浜360°」として運用が開始されます。プレス発表会は翌日、2026年6月3日(水)に開催されます。
プレス発表会 概要(取材受付情報を含む)
- 日時
- 2026年6月3日(水)13:00開始(受付 12:45~)
- 場所
- 横浜マリンタワー 3階 発表会会場(所在地:神奈川県横浜市中区山下町14-1)
- 登壇者
-
- 横浜マリンタワー 支配人 齊藤 直紀氏
- NOSIGNER株式会社 代表取締役 太刀川 英輔
- 主な内容
-
- 「横浜360°」サービス概要および導入背景のご説明
- 開発者・太刀川氏によるデモンストレーションおよびトークセッション
- 質疑応答、フォトセッション
- 現地でのオーディオガイド体験
- 参加特典
- 当日参加者には「横浜360°」フリーアクセスコードを配布。発表会当日に全コンテンツを確認可能。
本発表会はメディア関係者向けの限定イベントとして案内されており、参加希望者はプレスリリース内の「メディア関係者限定公開」欄に記載された【参加申し込みフォーム】から事前登録が必要です。個別取材・事前説明を希望する場合は枠数に限りがあり、先着順での案内となります。
組織体制と関係者のコメント、展望を支える人材
NOSIGNERは2013年に太刀川英輔によって設立されたデザインファームで、デザインコンサルティングを通じて社会課題に取り組んできました。今回のWOUDIOは同社内で生まれた初の社内発スタートアップとして位置づけられ、代表自らが開発まで手掛けた点が特徴です。
太刀川英輔は慶應義塾大学大学院特任教授、UNAM客員教授、金沢美術工芸大学名誉客員教授など多方面で活動するデザイン戦略家です。気候変動適応、防災、資源循環、地域活性化などに取り組み、国内外で150以上のデザイン賞を受賞しています。
太刀川英輔のコメント(原文)
太刀川氏はリリース内で、横浜マリンタワーから世界へ発信したい意図を表明し、「人間とAIが協働して正確なコンテンツをつくる仕組み」「ハザードマップと連動した防災機能や寄付の仕組み」がWOUDIOの特徴であると述べています。QRコードで即時利用できる点を強調し、「人の命も、自然の命も守れるオーディオガイド」という表現でサービスの社会的価値を説明しています。
また、横浜という地の象徴性については、灯台(Lighthouse)が持つ「見えないものを照らし出す場所」としての意味を重ね、マリンタワーをテストベッド(Lighthouse)として世界発信を目指す意図を示しました。
関連情報と要点の整理
以下に、記事で触れた主要な情報を表形式で整理します。本表はWOUDIOの導入日、発表会日時、提供機能、対応言語、導入初号施設、開発者・運営組織などを一覧化したものです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス名 | WOUDIO(ウーディオ) |
| 提供開始日 | 2026年6月2日(火)※横浜開港記念日 |
| 初期導入施設 | 横浜マリンタワー(所在地:神奈川県横浜市中区山下町14-1)公式オーディオガイド「横浜360°」 |
| 開発・運営 | NOSIGNER株式会社(代表取締役:太刀川英輔) |
| 主要機能 | 多言語AI音声ガイド(最大18言語)、防災マップ連動機能、募金連動機能 |
| 利用方法 | スマートフォンでQRコード読み取り(アプリ不要) |
| プレス発表会 | 日時:2026年6月3日(水)13:00開始(受付 12:45~) 場所:横浜マリンタワー 3階 |
| 登壇者 | 横浜マリンタワー 支配人 齊藤 直紀、NOSIGNER代表 太刀川 英輔 |
| 参加方法(メディア向け) | プレスリリース内の「メディア関係者限定公開」欄の【参加申し込みフォーム】から事前登録(先着順、枠に限りあり) |
| 関連URL | https://woud.io/ / NOSIGNER:https://www.nosigner.com/ |
上記の表は、本件プレスリリースで明示された事実関係と主要な提供機能、発表会情報を整理したものです。サービスは展望台という場所の役割を再定義し、来訪者の行動を街歩きへと誘導する仕組みを持つ点で従来のオーディオガイドとは一線を画しています。防災と寄付を統合した点は観光産業の持続可能性を意識した設計であり、今後の導入施設拡大が注目されます。