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5月20日開幕 再生医療EXPOで見る自動化最前線

再生医療EXPO東京

開催期間:5月20日〜5月22日

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再生医療EXPO東京
この展示会では具体的に何が見られるの?
細胞培養の自動化装置やAIによる品質評価、無菌検査の自動化装置など、量産化・標準化に直結する実機やソリューションが一堂に並びます(出展例:CellMeisterやFACSCOPEなど)。
自動化で現場や患者にはどんな変化が起きるの?
製造の標準化と省人化でコストや品質ばらつきが低減し、24時間稼働で供給安定化。検査の高速化やAI評価で実用化・社会実装が加速します。

再生医療の“日常化”に向けた効率化・自動化の潮流

iPS細胞の誕生から約20年が経過し、再生医療は難治性疾患に対する革新的な治療法として実用化が進んでいます。しかし、臨床応用から社会実装へと広げるためには、依然として多くの課題が残されています。本稿では、これらの課題に対して最近注目されている「製造工程全体の効率化・自動化」がどのように応えようとしているかを、具体的な装置やソリューションを通して整理します。

プレスリリースは、RX Japan合同会社が主催する「再生医療EXPO東京/インターフェックスWeek東京」を通じて、培養・評価・無菌管理までを含む自動化ソリューションが一堂に会する点を強調しています。本展示会は、再生医療を「人が作る医療」から「工場で安定的に生産する産業」へと転換するための具体的手段を提示する場となる見込みです。

  • 現在の主な課題:
    • 数百万円~数千万円に及ぶ高額な治療費
    • 熟練技術者に依存した培養・製造工程
    • 品質のばらつきや長時間作業による生産効率の課題
  • 自動化で目指すプロセス:
    1. 育てる(培養):細胞製造の自動化・24時間稼働
    2. 見極める(品質評価):AIによる標準化・定量化
    3. 守る(無菌・安全管理):検査・環境管理の省人化
iPS細胞誕生から20年、再生医療は “効率化・自動化” の時代へ ー 再生医療を「日常」にする鍵 画像 2

幕張メッセで披露される主要ソリューションと出展企業の取り組み

2026年5月20日から22日に幕張メッセで開催される本展示会では、細胞培養の自動化、AIによる品質評価、量産技術など、多岐にわたる再生医療関連ソリューションが出展されます。以下に、プレスリリースで紹介された出展製品と各社の特徴を抜粋せずに記載します。

各製品は、培養プロトコルの再現性向上、無菌環境での安定運用、検査の高速化と省人化、AIを活用した定量評価など、現場の運用課題に即した技術を組み合わせることで「産業化」を支援します。

iPS細胞誕生から20年、再生医療は “効率化・自動化” の時代へ ー 再生医療を「日常」にする鍵 画像 3

自動細胞培養装置「CellMeister」(株式会社 ジェイテックコーポレーション)

CellMeisterは、分取分注技術、ロボットハンドリング、培養技術、クリーン技術といったコア技術を組み合わせ、顧客のプロトコルに合わせたオールインワンのカスタム装置として開発・製造される自動化装置です。装置はカスタマイズ可能で、プロセスに応じた最適化が可能な点が特徴です。

プレスリリースには具体例として以下が挙げられています。これらは手作業で行われてきた工程を機械で再現し、安定的な培養を実現する意図を持ちます。

  • ロボットハンドリングによる人の手技再現
  • 分取分注操作での安定した細胞培養
  • HEPAフィルター搭載によりISOクラス5相当の清浄環境下での細胞操作を実現
iPS細胞誕生から20年、再生医療は “効率化・自動化” の時代へ ー 再生医療を「日常」にする鍵 画像 4

自動セルカウンター「FACSCOPE B」(ワケンビーテック株式会社)

FACSCOPE Bは、完全自動化されたX-Y-Zステージ、オートフォーカス、クラス最高レベルの画像処理技術を搭載した自動セルカウンターです。高速・通常・高精度の3モードを備え、複数枚撮影による高い精度と再現性を実現します。

この装置は、日常的な細胞数測定の自動化によりハンズオン作業の軽減とデータの標準化を目指すもので、培養工程の品質管理に直接寄与する製品です。

  • 複数撮影による精度向上
  • オートフォーカスによる安定した計測
  • モード切替で用途に応じた計測が可能
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RTP用自動完全性試験装置「ZEROC」(ジャパンマシナリー株式会社)

ZEROCは、アイソレータやRABSに設置されたRTP(高速転送システム)のアルファ・ベータポートの完全性テストを全自動で行う装置で、外部の電気や空気圧の接続が不要な「完全自己完結型」である点が大きな特徴です。

この装置により、無菌・封じ込めプロセスの安全性と信頼性を高めることが期待されます。設置環境への追加配線や配管が不要な点は、現場への導入障壁を低くする効果があります。

  • RTPアルファ・ベータポートの自動完全性テスト
  • 外部電気・空気圧接続不要の自己完結型構造
  • 無菌・封じ込め工程の信頼性向上
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自動検出装置(マイコプラズマ・真菌・細菌検出、無菌試験)(出展社:SHENTEK)

SHENTEKの自動検出装置は、迅速微生物試験法(RMM)を高速かつ自動化されたコンパクトなラボ用システムとして実用化したものです。核酸抽出からリアルタイムPCRまでを単一のワークフローに統合し、サンプル処理から結果取得までをわずか3.5時間で完了します。

必要な実作業時間(ハンズオン時間)は約5分であり、DNA抽出やqPCRに関する専門的な知識がなくても運用可能とされている点が、品質管理業務の省人化に直結します。

  • サンプルから結果取得まで最短3.5時間
  • ハンズオン時間:約5分
  • 核酸抽出〜リアルタイムPCRの一体化ワークフロー
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オーダーメイドAI(株式会社IDATENase)

東大発のスタートアップである株式会社IDATENaseは、「AI for Science、Science for AI」をミッションに掲げ、医薬・化粧品・再生医療に特化したオーダーメイドAIソリューションを提供します。細胞生物学や化学に精通したエンジニアが、研究・製造現場に対して実験設計から実装まで伴走する形で支援する点が特徴です。

同社は世界トップレベルのAI研究に精通する人材を擁しており、科学的根拠に基づいたAIモデルの構築と、実験・製造現場での具体的適用を重視しています。現場での定量評価や自動化ツールと連携することで、品質評価の標準化に貢献することが期待されます。

開催概要・インターフェックスWeekの構成と取材案内

本展示会の正式名称は「再生医療EXPO東京/インターフェックスWeek東京」です。会期は2026年5月20日(水)~22日(金)、開催時間は各日10:00~17:00、会場は幕張メッセ1~8ホールです。主催はRX Japan合同会社が務めます。

インターフェックスWeekは複数の展示会で構成されており、今回の構成展には以下が含まれます。これにより、製薬・バイオの研究開発から製造、DXまで広範な分野の技術・サービスが横断的に集まります。

  • インターフェックスジャパン
  • インファーマ ジャパン
  • バイオ医薬EXPO
  • ファーマラボEXPO
  • ファーマDX EXPO
  • CMO / CDMO EXPO

関連URLは公式ページ(https://www.interphex.jp/tokyo/ja-jp.html)で案内されています。プレス向けの取材申し込みは、以下のプレス専用フォームから受け付けられています。

取材申し込みフォーム
https://www.interphex.jp/hub/ja-jp/press.html
取材可能内容
会場撮影、出展社ブース取材、来場者へのインタビュー、主催者コメントなど
事前相談・会期前日の取材
プレスリリースでは、事前に取材対象やテーマの相談が可能で、会期前日(5月19日)の取材についても事務局側でスケジュール調整が可能な場合があると案内されています。

主催者情報と本記事の要点整理

主催するRX Japan合同会社は東京都中央区に本社を置き、代表執行役員社長は田中岳志氏です。事業内容としては、東京・幕張・横浜・名古屋・大阪・神戸・福岡・熊本などで年間38分野109本の展示会を開催し(2026年)、日本企業の海外展示会出展サポート(RX ISG)なども手掛けています。設立は1986年8月です。公式サイトはhttps://www.rxjapan.jp/です。

本稿で取り上げた展示製品や出展企業、開催概要などはすべてプレスリリースの内容に基づいて整理しています。展示会は再生医療の量産化・標準化・省人化を一気通貫で支える技術の集積点として位置づけられます。

項目 内容
展示会名 再生医療EXPO東京/インターフェックスWeek東京
会期 2026年5月20日(水)~22日(金) 10:00 – 17:00
会場 幕張メッセ 1~8ホール
主催 RX Japan合同会社(代表執行役員社長:田中 岳志)
公式WEB https://www.interphex.jp/tokyo/ja-jp.html
プレス申込 https://www.interphex.jp/hub/ja-jp/press.html
主な出展製品・企業
  • CellMeister(株式会社ジェイテックコーポレーション):オールインワンの自動細胞培養装置、ISOクラス5相当の清浄環境など
  • FACSCOPE B(ワケンビーテック株式会社):完全自動セルカウンター、オートフォーカスと高精度画像処理
  • ZEROC(ジャパンマシナリー株式会社):RTP用自動完全性試験装置、完全自己完結型
  • 自動検出装置(SHENTEK):RMMを実現、サンプルから結果まで3.5時間、ハンズオン約5分
  • オーダーメイドAI(株式会社IDATENase):医薬・化粧品・再生医療向けのAIソリューション、実運用への伴走支援
インターフェックスWeek構成 インターフェックスジャパン/インファーマ ジャパン/バイオ医薬EXPO/ファーマラボEXPO/ファーマDX EXPO/CMO / CDMO EXPO
主催者所在地(本社) 東京都中央区八重洲2-2-1 東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー11階
設立 1986年8月

以上はRX Japan合同会社が2026年5月18日付で発表したプレスリリースの全情報を基に記事化した内容です。展示会は再生医療における培養・評価・無菌管理の自動化と標準化を一堂に示す場となるため、産業化を見据えた技術動向を把握するうえで重要な機会となります。取材希望や詳細確認は、前述のプレス申し込みフォームをご参照ください。