5月29・30日開催 日本ホラー映画大賞にKeyHolder共催
ベストカレンダー編集部
2026年5月15日 16:36
日本ホラー映画大賞
開催期間:5月29日〜5月30日
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KeyHolderグループが描く“Jホラー”戦略と映像制作体制の現状
株式会社KeyHolderは、2026年5月15日付の発表で、株式会社KADOKAWAと「日本ホラー映画大賞」を共催することを明らかにしました。本発表は同日13時21分に公開されており、本記事では発表内容を整理してお伝えします。KeyHolderグループの映像制作事業は、グループ内の株式会社UNITED PRODUCTIONS(以下「UP」)を中心に展開されています。
UPは地上波向けのバラエティ番組をはじめ、ドラマやテレビCMの制作、同業他社や各放送局向けの人材派遣事業、映画製作に係る制作経理、最近では映画の配給事業や海外向けのコンテンツ開発、海外との共同製作など、多様な映像コンテンツに携わる制作会社として活動しています。これらの実務経験が、今回の共催・実務担当起用の背景にあると発表では説明されています。
- UP(株式会社UNITED PRODUCTIONS)
- バラエティ、ドラマ、テレビCM制作、制作経理、人材派遣、配給、海外共同製作など多岐にわたる映像制作事業を展開。
- 闇(株式会社闇)
- ホラー専門のクリエイティブカンパニー。テクノロジーを活用したコンテンツ企画・開発、プロモーション事業を実施。KeyHolderは第三者割当増資を引受け、闇を持分法適用会社化。
映像制作とIP運用を視野に入れた投資・連携
発表では、闇に対する第三者割当増資の引受けにより、同社を持分法適用会社としたことが明記されています。これは、ホラー領域に特化した企画開発やプロモーションにおいてKeyHolder側の関与を強める取り組みです。
UPが掲げるビジョンは「ホラーコンテンツのサプライヤーとしてグローバル展開を目指す」ことであり、本件共催は同ビジョン実現のための戦略的布石と位置付けられています。
第4回 日本ホラー映画大賞の意義とこれまでの歩み
「日本ホラー映画大賞」は、ホラージャンル特化型のフィルムコンペティションとして創設され、令和時代のホラーを担う新たな才能とIPを発掘・顕彰することを目的としています。主催はこれまでKADOKAWAが担っており、本年で第4回の開催となります。
過去の受賞者は日本国内のみならず海外からの評価も受けており、その一例として下津優太監督(『みなに幸あれ』)は米ローリングストーン誌が選ぶ2025年ベスト映画20に邦画から唯一ランクインするなど国際的評価を得ています。これまでの受賞者には、近藤亮太監督(『ミッシング・チャイルド・ビデオテープ』)、片桐絵梨子監督(『夏の午後、おるすばんをしているの』)などが含まれます。
- 創設目的:新鋭クリエイター発掘の登竜門、長編商業映画デビューの機会を提供
- 運営体制(これまで):選考委員長 清水崇監督、チェアマン 井上伸一郎氏、イベントプロデュース 小林剛氏、運営事務局 角川メディアハウス
- 本年(第4回)における新たな点:KeyHolderの共催参画、UPによる実務担当化
応募要項、各賞、選考委員と協賛の詳細
第4回の募集要項、賞金、協賛社、選考委員などの詳細は以下の通りです。募集期間は2026年2月2日から3月31日までで、すでに募集は終了していますが、本稿では応募要件の詳細を網羅します。
応募要項はプロ・アマ、年齢、性別、国籍、学歴を問わず原則個人応募が条件とされ、作品形式はオリジナル未発表のホラージャンル映画作品で3分〜60分程度と定められていました。
応募要件(詳細)
応募資格:プロ・アマ、年齢、性別、国籍、学歴の一切不問。原則、個人での応募に限る(共同監督の複数人は可)です。
応募形式:3分〜60分程度のオリジナル未発表のホラージャンル映画作品であることが条件でした。応募期間は2026年2月2日(月)〜3月31日(火)です。
各賞・協賛賞と賞金
本賞の賞金や協賛賞の構成は以下の通りです。大賞および選考委員特別賞、各協賛社賞が設定されています。
| 賞 | 賞金 | 備考 |
|---|---|---|
| 大賞 | 20万円 | メイン賞 |
| 選考委員特別賞 | 15万円 | 選考委員の裁量で選出 |
| 協賛賞(複数) | 各10万円 | 闇/朝日新聞社/Ampus(豆魚雷賞)/ギークピクチュアズ/ディー・エル・イー(ニューホープ賞)/ムービーウォーカー(PRESS HORROR賞)/佐々木興業(グランドシネマサンシャイン賞) |
協賛各社は多様な視点で受賞作を後押しする構成になっており、賞金に加えて各社の持つチャネルでの展開やプロモーションが想定されます。
選考委員構成
選考体制は多様なクリエイターや評論家で構成されています。選考委員長は清水崇監督で、選考委員には堀未央奈、FROGMAN、小出祐介(Base Ball Bear)、宇野維正、ゆりやんレトリィバァ、道尾秀介が名を連ねています。選考委員の多様性はジャンル理解や文化的評価の幅を担保します。
なお、公式情報や応募要項の詳細はKADOKAWAの特設サイトにて公開されています(https://movies.kadokawa.co.jp/japan-horror-fc/)。
共催決定の経緯とUPによる実務運用の役割
KeyHolderが共催参画を決定した理由として、複数の関係性が挙げられています。まず、合同会社ENJYUの代表社員であり当社の顧問である井上伸一郎氏が従来より同大賞のチェアマンを務めている点、加えて闇が第1回から協賛社として参画している点など、既存の関係先が重なっていたことが打診の背景にあります。
検討の結果、KeyHolder側は当該大賞への参画がUPにとって次のような具体的展開をもたらすと判断しました。①大賞および各賞受賞作品の配給による劇場上映、②各賞受賞作品のIP運用および各配信プラットフォームでの配信、③大賞受賞者が監督するオリジナル映画の制作・公開・配信・海外セールス・海外リメイク等の展開――これらはUPの掲げるグローバル展開の実務的基盤となり得る、と説明されています。
- 受賞作品の劇場配給・上映による商業展開
- 受賞作品のIP管理・配信プラットフォーム展開
- 大賞受賞者の長編商業映画デビューに伴う制作・公開・海外セールスおよびリメイク等の国際展開
これらの施策によって、受賞作品と受賞者に対する実務的支援体制が強化されることが期待されています。UPが実務担当として参加することで企画段階から流通・配信・海外展開までの一貫した運用が可能になる点が強調されています。
スケジュール(第4回)
応募受付期間は2026年2月2日(月)〜3月31日(火)で、募集は既に終了しています。選考を経た受賞作品の上映会および授賞式の日程は以下の通りに予定されています。
受賞作品上映会は2026年5月29日(金)、授賞式は2026年5月30日(土)に実施されることが発表されています。
要点まとめ
以下の表は本記事で触れた主要な情報を整理したものです。発表日、関係各社、応募要項、賞の構成、スケジュール、選考委員、協賛社といった本件の要点を一覧にしています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表日 | 2026年5月15日 13時21分(株式会社KeyHolderによる発表) |
| 共催 | 株式会社KADOKAWA(主催)および株式会社KeyHolder(共催・出資者)、UPが実務担当 |
| 関係企業 | UP(株式会社UNITED PRODUCTIONS)、株式会社闇(持分法適用会社化)、合同会社ENJYU(井上伸一郎氏)等 |
| 応募要項 | プロ・アマ不問、原則個人応募(共同監督可)、作品はオリジナル未発表のホラー作品3分〜60分。募集期間:2026年2月2日〜3月31日(終了) |
| 主な賞と賞金 | 大賞 20万円、選考委員特別賞 15万円、協賛賞 各10万円(複数) |
| 協賛社(主なもの) | 闇、朝日新聞社、Ampus(豆魚雷賞)、ギークピクチュアズ、ディー・エル・イー(ニューホープ賞)、ムービーウォーカー(PRESS HORROR賞)、佐々木興業(グランドシネマサンシャイン賞) |
| 選考委員 | 選考委員長:清水崇監督。選考委員:堀未央奈、FROGMAN、小出祐介(Base Ball Bear)、宇野維正、ゆりやんレトリィバァ、道尾秀介 |
| スケジュール | 募集期間:2026年2月2日〜3月31日(終了)、受賞作品上映会:2026年5月29日、授賞式:2026年5月30日 |
| 公式情報 | https://movies.kadokawa.co.jp/japan-horror-fc/ |
本稿では、KeyHolderグループが持つ制作・配給・海外展開に向けた機能と、KADOKAWA主催の日本ホラー映画大賞との共催に関する経緯と詳細を整理しました。募集は既に終了していますが、受賞作品の上映会と授賞式は2026年5月29日・30日に開催予定であり、受賞作の劇場上映やIP運用、長編商業制作といった各種展開がUPの実務力により図られる点が今回の特徴です。公式の詳細情報は上記の特設サイトで確認できます。