5月20日開幕|チャリT企画『ブン/ダン』分断を問う舞台
ベストカレンダー編集部
2026年5月15日 13:47
チャリT企画『ブン/ダン』
開催期間:5月20日〜5月24日
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『ブン/ダン』が描く「分断」と静かな不信の連鎖
劇団チャリT企画の第40回公演『ブン/ダン』が、2026年5月20日(水)から5月24日(日)まで新宿シアタートップスにて上演されます。発表元はカンフェティ(ロングランプランニング株式会社)による情報で、配信日時は2026年5月15日 12時00分となっています。
本作は「分断」を主題に、反戦、愛国心、陰謀論、排外主義、SNS、監視、同調圧力といった現代日本に漂う不穏な空気を、とあるシェアハウスという閉ざされた場で群像劇として描くブラックコメディです。作品内で用いられる言葉の一つに「センハラ」(戦争反対ハラスメントの略称)という概念があり、日常的な掛け声がハラスメントとみなされる社会的状況を設定にしています。
主題と演出の観点
楢原拓(chari-T)による作・演出は、社会問題を風刺的に扱う劇団の既存の作風を踏襲しつつ、日常の違和感がどのように疑心暗鬼へと変容していくかを舞台装置と演技で浮かび上がらせることを意図しています。
演劇表現としては、シェアハウスという限定された生活空間を通じて、住人間の情報共有・掲示物・会話などの細部を手がかりに観客の理解と共感を揺さぶる構成が取られています。笑いと不穏さが同居する構造により、観客は軽妙な会話の裏に潜む圧力や監視の目を自覚するよう導かれます。
作品が問うもの
劇中では「この中にスパイがいるのではないか」「反戦を訴える人間こそ危険なのではないか」といった問いが次第に日常を蝕む様が描かれます。そこから生まれるのは、疑念が分断を生み出す過程です。
本作は問いかけを投げかける構造を持ち、観客はどの情報を信じ、どのようにコミュニティの内外を判定するかといった判断の在り方を鏡のように突き付けられます。風刺の鋭さは保ちながらも、登場人物たちの生活感に根差したドラマが展開されます。
上演の具体的な日程・会場・チケット情報
公演は2026年5月20日(水)19:30の回を皮切りに、5月24日(日)14:00の回まで計6回上演されます。すべて新宿シアタートップス(東京都新宿区新宿3丁目20-8 WaMall TOPS HOUSE ビル4階)での上演です。
チケットはカンフェティにて発売中で、運営はロングランプランニング株式会社(東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)となっています。チケット購入やカンフェティ会員特典については公式のチケットサイトをご確認ください。
上演スケジュール
公演スケジュールは以下の通りです。受付開始・開場は開演の30分前からとなっています。
- 5月20日(水)19:30(初日割)
- 5月21日(木)19:30
- 5月22日(金)14:00/19:30
- 5月23日(土)14:00/19:00
- 5月24日(日)14:00
なお、初日割は5月20日(水)19:30の回に適用される料金設定です。全席自由席で未就学児の入場は不可となっています。
会場案内とアクセス、チケット料金
会場の新宿シアタートップスは新宿三丁目エリアに位置し、WaMall TOPS HOUSEの4階にあります。最寄り駅からのアクセス情報は会場の案内に準じますので、来場時は余裕をもって行動することが推奨されます。
チケット料金は以下の通りです。現地での当日券情報は公演までに主催側から案内される場合がありますので、購入前にカンフェティの案内ページを参照してください。
| 区分 | 料金(消費税込) |
|---|---|
| 一般 | 4,000円 |
| 初日割(5/20 19:30) | 3,500円 |
チケット購入の流れやカンフェティ会員特典の詳細は、運営サイトの案内に従ってください。公式のチケットサイトは https://www.confetti-web.com/ です。
キャスト・スタッフと制作体制の詳細
本作には劇団メンバーをはじめ外部出演者も参加しており、制作陣も複数の専門スタッフで構成されています。クレジットは公演情報として明確に示されており、演出意図を舞台上で実現するための体制が組まれています。
助成や協力団体も公表されており、公的支援や複数の制作協力によって上演が支えられている点も確認できます。
出演者(キャスト)
出演にはチャリT企画のレギュラーメンバーおよび外部からの参加者が含まれます。以下が発表されているキャストです。
- 阿比留丈智
- 埴生雅人
- 市原一平
- 本宮真緒(以上、チャリT企画)
- 本井博之
- 山本陽子
- 小林まり枝
- 徳倉マドカ(アマヤドリ)
- 志賀耕太郎
キャスト各自の演技によって、シェアハウス内の多様な価値観や疑念の芽生えが描かれます。登場人物間の関係性や対話を通じて、分断が如何にして日常を蝕むかが可視化されます。
スタッフ・協力・助成
主なスタッフは以下の通りに公表されています。舞台制作の各分野に専門スタッフを配置することで、演出の意図が舞台上で具体化されています。
- 作・演出
- 楢原 拓(chari-T)
- 舞台監督
- 土居 歩・榎本恵美(7th FIELD)
- 照明
- 伊藤 孝(ART CORE)
- 音響
- 島貫 聡
- 舞台美術
- 稲田美智子
- 衣装
- 久保田早織
- スチール
- 鈴木 淳
- 宣伝美術
- AI-T
- 当日運営
- 松本 悠(青春事情)
- 制作
- チャリT企画
カンパニースタッフや協力組織として、内山奈々、下中裕子、松本大卒、みずきの名前が挙がっています。協力団体にはアマヤドリ、太田プロダクション、Quick、SORIFA、ピタ、放映新社が名を連ねています。
公演はアーツカウンシル東京の「東京ライブ・ステージ応援助成」を受けています。主催は劇団チャリT企画です。
劇団の背景と作品の位置づけ
劇団チャリT企画は1998年に早大劇研を母体として楢原拓を中心に旗揚げされました。以後「ふざけた社会派」を標榜し、時事ネタや社会問題を風刺的かつコメディカルに扱う作品を多数制作してきた団体です。
本作『ブン/ダン』は、その延長線上に位置づけられる作品であり、40回目の公演という節目において、現代社会の分断や監視、疑心暗鬼といったテーマを改めて観客に提示する意図があります。
劇団の歩み
チャリT企画は東京を拠点に、社会派の題材をユーモアで扱うことで知られています。これまでの上演作品群の方向性と本作のテーマは連続性を保ちながら、今回はとりわけ「分断」に焦点を当てた設定が採用されています。
劇団の制作態勢は自主制作と外部協力を組み合わせた方式が取られており、本作でも協力団体や助成金を得て上演されています。プロダクションの実務面でも幅広い協力網が動員されています。
観客が体験すること
本作は笑いの要素を織り交ぜながらも、不穏さと緊張感を舞台上に保持します。観客は登場人物たちのやり取りや掲示板の断片といった具体的な情報から、徐々に拡大する疑念の流れを目撃することになります。
演劇としての体験は、単なる娯楽に留まらず、現代社会における価値観の衝突や情報の受け取り方についての省察を促すものとなります。劇的な破綻は静かに進行し、その過程が観客に問答を促します。
公演情報の要点一覧
以下の表は、本記事内で取り上げた『ブン/ダン』に関する主要な情報を整理したものです。観劇を検討する際に参照しやすいようにまとめています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作品名 | 劇団チャリT企画 #40『ブン/ダン』 |
| 上演期間 | 2026年5月20日(水)〜5月24日(日) |
| 会場 | 新宿シアタートップス(東京都新宿区新宿3丁目20-8 WaMall TOPS HOUSE ビル4階) |
| チケット | 一般4,000円、初日割3,500円(全席自由・税込) |
| 受付・開場 | 開演30分前 |
| 未就学児 | 入場不可 |
| 主な出演 | 阿比留丈智、埴生雅人、市原一平、本宮真緒(チャリT企画)、本井博之、山本陽子、小林まり枝、徳倉マドカ(アマヤドリ)、志賀耕太郎 |
| 作・演出 | 楢原 拓(chari-T) |
| 主催 | 劇団チャリT企画 |
| 助成 | アーツカウンシル東京(東京ライブ・ステージ応援助成) |
| チケット窓口 | カンフェティ(https://www.confetti-web.com/) |
この記事ではプレスリリースに基づいて上演情報、キャスト・スタッフ、作品の主題および制作体制を整理しました。詳細や最新の案内、チケット購入はカンフェティの公式ページをご確認ください。