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松樹凛『射手座の香る夏』文庫が6/29発売 受賞短編収録

文庫版発売(射手座)

開催日:6月29日

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文庫版発売(射手座)
この本っていつ買えるの?
文庫版は2026年6月29日に創元SF文庫から発売。文庫判384ページ、定価1,012円。単行本は2024年刊で既に流通しており、書店やオンラインで入手可能です。
受賞作ってどれで何が評価されたの?
受賞作は短編「ぼくらが夕闇を埋めた場所」(『小説推理』2025年1月号掲載)。完成度や意外性、文学性が評価され、SF的発想とミステリーを越境する作風が高く支持されました。

松樹凛という作家の受賞と経緯

2026年5月13日18時11分付で発表された東京創元社のリリースによれば、第79回日本推理作家協会賞の短編部門は、松樹凛(まつき・りん)さんの短編 「ぼくらが夕闇を埋めた場所」(『小説推理』2025年1月号掲載)が受賞作に選ばれました。この選出は、その年に最も優れたミステリー短編作品に贈られる国内有数の文学賞での受賞であり、作家としての評価を決定づける一件です。

松樹さんは2021年に短編「射手座の香る夏」で第12回創元SF短編賞を受賞してデビューして以来、SFとミステリーの交差する作品群で注目を集めてきました。創元SF短編賞出身の作家による日本推理作家協会賞短編部門での受賞は、宮内悠介さん(第77回受賞作『ディオニソス計画』。坂崎かおるさんと同時受賞)、久永実木彦さん(第78回受賞作『黒い安息の日々』)に続き、3年連続の快挙です。

松樹凛さんが第79回日本推理作家協会賞[短編部門]を受賞! デビュー短編集『射手座の香る夏』文庫版は6月に発売いたします! 画像 2

受賞作の出典と評価

受賞作 「ぼくらが夕闇を埋めた場所」 は、『小説推理』2025年1月号に掲載された短編です。日本推理作家協会賞は作品の完成度や意外性、文学性などを総合的に評価する賞であり、本作の受賞は松樹さんの作風がジャンル間の壁を越えて高く評価された結果であると受け止められます。

この受賞は個別の作品評価にとどまらず、創元SF短編賞を経てプロとしての活動を開始した若手作家群の実力を改めて示すものでもあります。受賞理由の詳細や選考に関する審査員コメントはリリース本文には明記されていませんが、受賞歴と掲載誌の実績から読み取れるのは、松樹さんが短編という形式で確かな手応えを見せていることです。

松樹凛さんが第79回日本推理作家協会賞[短編部門]を受賞! デビュー短編集『射手座の香る夏』文庫版は6月に発売いたします! 画像 3

収録作と物語の特徴 —— 『射手座の香る夏』の世界

単行本『射手座の香る夏』(創元日本SF叢書、2024年刊)は、“夏”を舞台にした四編の青春SFを収めた短編集です。各編は青春期のきらめきと痛み、そして時間にまつわる思索を主題に据え、SFの枠組みを用いて人間や記憶の機微を描き出しています。

中でも収録作の一つ「十五までは神のうち」は時間SFの仕掛けを用いた作品として評判を呼び、緻密なプロットと読後に残る余韻から「忘れられない一作」として注目されました。短編集全体を通じて、時間の扱い、選択の重さ、喪失と再生といったテーマが統一感をもって展開されています。

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短編集の構成と収録作について

プレスリリースで明記されている情報を整理すると、本書は全4編を収める構成で、2021年に第12回創元SF短編賞を受賞してデビューした作品群も含まれます。リリースで具体的に言及されている作品名は、表題作となった 「射手座の香る夏」、時間SFとして注目された 「十五までは神のうち」、そして今回日本推理作家協会賞短編部門に選ばれた 「ぼくらが夕闇を埋めた場所」 です。

物語の基調は夏の光景に強く結びついており、舞台となる故郷の島や季節の匂いが登場人物の感情や記憶と密接に絡みます。短編という形式を生かして、読者は短い篇ごとに異なる時間や選択を追体験し、最終的には一冊を通じて一つの感覚――青春のきらめきと痛み――を反芻する仕組みになっています。

  • 主要収録作(リリースで明示されたもの):
    • 「射手座の香る夏」── 第12回創元SF短編賞受賞作。デビュー作。
    • 「十五までは神のうち」── 時間SFの枠組みを用いた作品。緻密な構成と余韻が特徴。
    • 「ぼくらが夕闇を埋めた場所」── 日本推理作家協会賞短編部門受賞作(『小説推理』2025年1月号掲載)。
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刊行形態と書誌情報の詳細

東京創元社は単行本版に続き、2026年6月29日に文庫版を創元SF文庫レーベルで刊行します。文庫化にあたり、巻末の解説は飛浩隆氏が担当しており、文庫版では単行本からページ数が増え、手に取りやすい判型で再編集されています。

以下に単行本版および文庫版の書誌情報を明記します。価格やISBNなどは書誌上の重要な参照情報ですので、具体的な数値を提示します。

『射手座の香る夏』単行本(創元日本SF叢書)
判型:四六判仮フランス装
ページ数:346ページ
ISBN:978-4-488-02102-3
Cコード:C0093
定価:2,090円
写真:hale(はれ)/装幀:アルビレオ
『射手座の香る夏』文庫(創元SF文庫)
判型:文庫判
ページ数:384ページ
発売日:2026年6月29日
ISBN:978-4-488-73602-6
Cコード:C0193
定価:1,012円
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出版に関する補足

単行本は2024年に創元日本SF叢書から刊行され、リリースでは単行本版用のWeb広告や書店向けのPOPの内容も紹介されています。文庫版は創元SF文庫レーベルとして装幀の見直しや解説の追加が行われ、より広い読者層に届く仕様となっています。

書誌情報の参照先として、東京創元社の該当ページがリリースに記載されています(https://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488736026)。出版社情報もリリースに含まれており、所在地や代表者名が明記されています。

著者プロフィールと出版社情報

リリースに記載された著者プロフィールを整理します。松樹凛さんは1990年生まれで、慶應義塾大学推理小説同好会出身という経歴を持ちます。アマチュア時代から公募での入選や受賞歴があり、継続的に作品を発表してきました。

受賞歴を年次順に整理すると、2020年に〈飛ぶ教室〉第51回作品募集で佳作入選、2021年に第8回日経「星新一賞」で優秀賞、同年に第12回創元SF短編賞を受賞してデビュー、という流れです。デビュー後は短編を中心に活動し、今回の日本推理作家協会賞受賞につながりました。

著者:松樹凛(まつき・りん)
生年:1990年
出身・経歴:慶應義塾大学推理小説同好会出身
主な受賞歴:2020年〈飛ぶ教室〉第51回佳作入選、2021年 第8回日経「星新一賞」優秀賞、2021年 第12回創元SF短編賞受賞(「射手座の香る夏」)
出版社:株式会社東京創元社
所在地:〒162-0814 東京都新宿区新小川町1-5
代表取締役:渋谷健太郎
URL:https://www.tsogen.co.jp/np/index.html

関連リンクと参照

文庫版の書誌ページ(ISBN: 978-4-488-73602-6)は出版社のウェブサイトで参照できます。公式書誌ページは商品ページに詳細な注文情報や書影を掲載しています。

参照リンク:https://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488736026

記事のまとめ(要点一覧)

以下の表は、本記事で扱った要点を整理したものです。受賞情報、収録作の特徴、刊行物の書誌データ、著者および出版社の基本情報を一覧にまとめています。

項目 内容
受賞 第79回日本推理作家協会賞 短編部門(受賞作:「ぼくらが夕闇を埋めた場所」/掲載:『小説推理』2025年1月号)
著者 松樹凛(まつき・りん)、1990年生まれ。慶應義塾大学推理小説同好会出身。受賞歴:2020 〈飛ぶ教室〉第51回佳作入選、2021 第8回日経「星新一賞」優秀賞、2021 第12回創元SF短編賞(「射手座の香る夏」)
短編集の構成 『射手座の香る夏』は全4編収録の短編集。収録作としてリリースで明示されたのは「射手座の香る夏」「十五までは神のうち」「ぼくらが夕闇を埋めた場所」。テーマは“夏”を舞台とした青春SF。
単行本(刊行情報) レーベル:創元日本SF叢書、判型:四六判仮フランス装、ページ数:346、ISBN:978-4-488-02102-3、定価:2,090円、写真:hale、装幀:アルビレオ(単行本は2024年刊)
文庫(刊行情報) レーベル:創元SF文庫、判型:文庫判、ページ数:384、発売日:2026年6月29日、ISBN:978-4-488-73602-6、定価:1,012円
出版社 株式会社東京創元社(所在地:〒162-0814 東京都新宿区新小川町1-5、代表取締役:渋谷健太郎、URL:https://www.tsogen.co.jp/np/index.html)
参照リンク 文庫版書誌ページ:https://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488736026

本稿では東京創元社のプレスリリースに基づき、受賞情報、収録作の特徴、単行本と文庫版の書誌情報、著者プロフィールおよび出版社情報を整理してお伝えしました。松樹凛さんの短編集はSF的発想と青春の感情表現が結びついた作品群として評価されており、文庫化によりより広い読者に届くことが見込まれます。