5/20開催|CMO/CDMO EXPOで見える医薬品供給の再構築
ベストカレンダー編集部
2026年4月21日 12:47
CMO/CDMO EXPO
開催期間:5月20日〜5月22日
📅 カレンダーに追加:Google|iPhone/Outlook
医薬品供給の課題が示すもの――国内で高まるCMO/CDMOの重要性
近年、日本国内においてジェネリック医薬品を中心とした供給不足が深刻化し、医薬品の安定供給が社会的な課題として浮上しています。背景には人材、設備、品質管理を自社に依存してきた従来の製造体制の脆弱性があり、厚生労働省や業界団体が供給体制の抜本的な見直しを進めている状況があります。
こうした情勢の下で、外部リソースを活用するCMO(Contract Manufacturing Organization)/CDMO(Contract Development and Manufacturing Organization)のモデルは、生産キャパシティの柔軟な確保、設備・品質リスクの分散、および開発スピードとコスト競争力の向上といった観点から、医薬品供給の強靭化を実現する現実的な選択肢として注目されています。
グローバル市場に目を向けると、CDMO市場は成長を続けており、年平均約10%の成長率で推移、2034年には約5,800億米ドル規模に達するとの見通しが示されています(FORTUNE BUSINESS INSIGHTS「契約開発および製造組織(CDMO)アウトソーシング市場」参照)。この成長は北米を中心に進んでおり、製薬産業の重要インフラとしての存在感を高めています。
初開催「CMO/CDMO EXPO」:目的と展示会の構成
RX Japan合同会社は、こうした市場と国内の課題に応える形で、2026年5月20日(水)から22日(金)までの3日間、幕張メッセにて「第1回 CMO/CDMO EXPO」を初開催します。本展はインターフェックスWeek東京の一部として実施され、研究から開発、製造、商用化まで一気通貫で情報収集できる構成を特徴としています。
開催の目的は、受託開発・受託製造分野に特化したビジネスマッチングの場を提供することです。来場を予定する製薬メーカーから多数の要望が集まったことを背景に、国内外のCMO/CDMOが出展し、多様化するモダリティに対応するソリューションを提示します。
展示会の主な狙いと特長
本展は低分子医薬品から中分子、バイオ医薬品まで幅広いモダリティを対象にしており、研究・開発・生産・調達部門が具体的なビジネスマッチングを行える点を狙いとしています。来場者は単に出展物を見るだけでなく、セミナーやパネルディスカッションを通じて専門的な知見の交換も可能です。
同時開催される各専門展との連携により、「研究 → 開発 → 製造 → 商用化」までを網羅した情報収集を実現する点が本展の重要な特長です。会場内ではセミナーやパネルディスカッション、交流会も実施予定で、実務レベルでの課題解決につながる場となる見込みです。
出展製品・サービスの詳細と出展社紹介
出展企業は国内外から多数予定されており、下記に示すような製品・サービスを含め多様な受託開発・受託製造関連ソリューションが展示されます。ここではプレスリリースで明示された出展内容を具体的に整理します。
提示されている出展製品・サービスは、医薬品原薬から二次包装、核酸医薬、iPS細胞の受託分化など多岐にわたります。各社の提供するスケールや技術、付加価値の方向性に注目が集まります。
出展例(個別サービスの詳細)
- 医薬品原薬・中間体・受託合成・加工サービス(室町ケミカル株式会社)
- 合成・精製・塩置換・再結晶・混合・粉砕・小分けなどの受託製造を各種スケールで提供。ラボスケールからのスケールアップテストにも対応可能であり、原薬や中間体の受託合成を幅広くカバーします。
- 医薬品受託包装(二次包装)少ロット包装サービス(株式会社ILコントラクトパッケージング)
- 商用医薬品、治験薬、製剤見本等に対する少ロット包装サービスを提供。バイアル瓶の破瓶防止包装や光から製剤を守る遮光包装など、機能性の高い二次包装サービスに特徴があります。
- 核酸医薬受託製造サービス(日東電工株式会社/Nitto Denko Avecia Inc.)
- Nitto Denko Avecia Inc.は核酸医薬原薬受託製造分野で世界シェアのトップクラスであり、アンチセンス、siRNA、アプタマー、免疫賦活剤、miRNA、デコイ核酸など、1000配列以上の製造経験を基に最適な製造条件を確立する能力を保有しています。
- iPS細胞受託分化サービス(Quick-Tissue™ Technology)(リコーバイオサイエンシズ株式会社)
- 独自の転写因子を用いた分化誘導技術により、あらゆるiPS細胞を「1〜2週間」で標的細胞へ分化誘導する技術を提供。大規模なトランスクリプトームデータベースに基づくQuick-Tissue™を活用しており、短期間でのターゲット細胞取得を可能にします。
加えて、AGC株式会社、シミックCMO株式会社、株式会社ジャパン・ティッシュエンジニアリング、タカラバイオ株式会社、日医工株式会社、武州製薬株式会社、富士薬品グループ、バイエル薬品株式会社、Lonza | ロンザジャパン株式会社、WuXi Biologicsなど多数の企業が出展予定です。これらの出展社は、原薬・製剤・包装・バイオ製造など各分野でのソリューションを提示します。
開催概要・来場・取材案内と運営情報
「第1回 CMO/CDMO EXPO」は、第28回インターフェックスWeek【東京】内での開催となり、会期・会場・主催などの基本情報は以下の通りです。取材に関しては事前申込制の案内があり、会期前日(5月19日)の取材についても事務局でスケジュール調整が可能な場合があるとされています。
取材内容は会場撮影、出展社ブース取材、来場者へのインタビュー、主催者コメントなどが想定されています。事前に取材対象やテーマの相談が可能で、会期当日も可能な限り取材を受け付ける旨の案内が発表されています。
開催概要(詳細)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | 第1回 CMO/CDMO EXPO(第28回 インターフェックスWeek【東京】内) |
| 会期 | 2026年5月20日(水)~22日(金) 10:00 – 17:00 |
| 会場 | 幕張メッセ 1~8ホール |
| 主催 | RX Japan合同会社 |
| 同時開催展 | インターフェックスジャパン、インファーマ ジャパン、バイオ医薬EXPO、ファーマラボEXPO、ファーマDX EXPO、再生医療EXPO |
| 公式WEB | https://www.interphex.jp/tokyo/ja-jp/about/cmo.html |
取材申し込みは事前申込制となっており、以下のリンクから申請を行うことができます。併せて、事務局は希望に応じた撮影・取材調整、会期前日(5月19日)や会期当日の取材対応についても可能な限り対応する旨を案内しています。
本展に関する報道関係者の問い合わせ先は以下です。事務局への直接連絡で取材や詳細確認が可能です。
- インターフェックスWeek展示会事務局(報道問い合わせ)
- TEL:03-6739-4109
- MAIL:ipj.jp@rxglobal.com
出展情報の要点整理と本記事のまとめ
ここまでに示した情報を整理して、イベントの主要ポイント、出展内容、連絡先などを表形式でまとめます。イベントの基本情報や出展サービス、取材窓口を一覧にすることで、関係者や来場を検討する企業・報道関係者が参照しやすいように配慮しています。
| カテゴリ | 内容 |
|---|---|
| イベント名 | 第1回 CMO/CDMO EXPO(第28回 インターフェックスWeek【東京】内) |
| 会期 | 2026年5月20日(水)~22日(金) 10:00 – 17:00 |
| 会場 | 幕張メッセ 1~8ホール |
| 主催 | RX Japan合同会社 |
| 同時開催 | インターフェックスジャパン/インファーマ ジャパン/バイオ医薬EXPO/ファーマラボEXPO/ファーマDX EXPO/再生医療EXPO |
| 主な出展社(一部) | 室町ケミカル、株式会社ILコントラクトパッケージング、日東電工(Nitto Denko Avecia Inc.)、リコーバイオサイエンシズ、AGC、シミックCMO、ジャパン・ティッシュエンジニアリング、タカラバイオ、日医工、武州製薬、富士薬品グループ、バイエル薬品、Lonza、WuXi Biologics 等 |
| 注目サービス | 原薬・中間体の受託合成・スケールアップ、機能性二次包装・少ロット包装、核酸医薬受託製造、iPS細胞受託分化(Quick-Tissue™)等 |
| 取材申込 | https://www.interphex.jp/hub/ja-jp/press.html(事前申込制) |
| 公式情報 | https://www.interphex.jp/tokyo/ja-jp/about/cmo.html |
| 報道窓口 | インターフェックスWeek展示会事務局 TEL:03-6739-4109 / MAIL:ipj.jp@rxglobal.com |
| 市場参照 | FORTUNE BUSINESS INSIGHTS「契約開発および製造組織(CDMO)アウトソーシング市場」 |
国内の医薬品供給不安が続く中、外部委託による製造・開発体制の強化は実務的かつ重要な選択肢となっており、本展示会はそうした変化を具体的なビジネスへとつなげる場として設計されています。学術的・技術的な議論に加え、実際の商談や技術検証につながる接点が得られる点が、本展の実務的価値と言えます。