4月8日名古屋でブラザーPD-7105スポットクーラー初公開
ベストカレンダー編集部
2026年4月6日 13:59
ものづくりワールド出展
開催期間:4月8日〜4月10日
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名古屋で初公開となる据置型スポットクーラーを携え、ブラザーが出展
ブラザー工業株式会社は、2026年4月8日(水)から10日(金)にポートメッセなごや第1展示館で開催される『第11回 ものづくりワールド[名古屋]』に出展することを、2026年4月6日11時00分に発表した。今回の出展で注目されるのは、ブラザーの据置型スポットクーラーの展示が名古屋で初めて行われる点である。
ものづくりワールドはIT、AI・DX製品、部品、装置、計測製品など多彩な分野の企業が国内外から出展し、製造業の設計、開発、製造、生産技術、購買、情報システム部門など関係者との商談が行われる総合展示会である。9つの専門展から構成され、ブラザーは『工場設備・備品展』に出展する(ブース番号:20-30)。
- 発表日:2026年4月6日 11:00(ブラザー工業株式会社発表)
- 展示会名:第11回 ものづくりワールド[名古屋]
- 会期:2026年4月8日(水)~10日(金) 10:00~17:00
- 会場:ポートメッセなごや 第1展示館
- ブラザーブース:工場設備・備品展 20-30
出展製品のラインナップと共通技術
ブラザーのブースでは、新製品の据置型スポットクーラーPD-7105のほか、アジア最大のスポーツイベント『愛知・名古屋2026』の公式協賛製品であるPD-7100、そして産業車両向けのコンパクトモデルPD-3100が展示される予定だ。これらは同社独自の気化冷却技術『TwinAqua』を中心に据え、省エネ性や環境負荷低減を意識した設計が特徴となっている。
展示物は業務用の大型冷風扇や従来のヒートポンプ式スポットクーラーと異なる点を明確に示す構成になっており、暑熱対策(熱中症対策)やフロンレス設計、排気熱が周囲を温めない『排気熱風レス』などの利点が来場者に伝わるよう準備されている。この章では各モデルの特長を詳しく整理する。
PD-7105:商業施設でも馴染むデザインと静音性
PD-7105は据置型スポットクーラーの新モデルとして外観を刷新している。従来のPD-7100シリーズのダクト形状から送風口をルーバー形状に変更し、トップ部分にダークカラーを採用することで商業施設にも馴染むスタイリッシュなデザインになっている。コンパクト性を重視し、置き場所を選ばない点も打ち出される。
静音性については、図書館レベルの静音性を実現している点が注目される。従来のPD-7100シリーズの風量を保ちつつ稼働音を低減し、風量『弱』時は46dBまで抑制できるとしている。また、ルーバー形状によりパワフルな涼風を広く届ける設計で、実使用地点(吹出口から1m)で外気温より約4.1℃低い風を届けられるとする計測値(条件:風量中、外気温35℃/湿度50%時)が示されている。
- デザイン:ルーバー形状、トップ部ダークカラー
- 静音性:風量『弱』で46dBまで抑制(図書館レベル)
- 冷却性能:吹出口1mで外気より約4.1℃低い風(風量中、外気35℃/湿度50%)
- 風向:自動スイング100°(PD-7100Sの左右計80°を上回る)。手動でさらに上35°・下45°調整可能
- 製品情報: https://www.brother.co.jp/product/air/pd7105/index.aspx
PD-7100:排気熱風レスと省エネルギー性
PD-7100はブラザー独自の『TwinAqua』気化冷却技術を搭載することで、従来のヒートポンプ式スポットクーラーと異なり、排気として熱風を周囲に放出しない『排気熱風レス』を実現している。これにより、スポット冷却で周囲が逆に暑くなるといった問題を抑制できる点が強調されている。
省エネルギー性にも優れ、TwinAquaの気化冷却によりヒートポンプ式機に比べて消費電力を大幅に削減できるとしており、年間CO2排出量も約75%まで削減可能と説明されている(※算出方法は温対法に基づく電力事業者別排出係数を用いた換算による)。さらに、PD-7100は『愛知・名古屋2026』の公式協賛製品としても位置づけられている。
- 冷却方式:TwinAqua(気化冷却技術)
- 特徴:排気熱風レス(乾球温度が外気温より低くなる排気)
- 環境性:消費電力の大幅削減、年間CO2排出量約75%削減の試算(※4)
- 製品情報: https://www.brother.co.jp/product/air/pd7/index.aspx
PD-3100:産業車両向けのコンパクト設計と低消費電力
PD-3100は産業車両、特にフォークリフト等にも搭載できるコンパクトな製品形状を実現したモデルである。給水タンクを一体化することで省スペース搭載が可能になり、産業現場での取り回しや搭載性を高めている。
消費電力はブラザー独自のTwinAquaにより52Wと低く抑えられている。電動フォークリフトのバッテリー(48V/400Ah想定)で8時間連続稼働させた場合のバッテリー消費割合は約2.5%にとどまるという。パーソナル空調化による全体空調との比較で大幅なエネルギー削減が期待できる試算も示されており、カーボンニュートラルへの貢献が見込まれる。
- 搭載性:フォークリフト・産業車両対応、給水タンク一体型
- 消費電力:52W(TwinAqua採用)
- バッテリー負荷試算:48V/400Ahで8時間稼働時の消費割合 約2.5%
- 製品情報: https://brother-enterprise.co.jp/puredrive/
展示会での伝達ポイントと来場情報
ブラザーのブースでは、猛暑が予想される季節を踏まえ『熱中症の予防・対策を検討する担当者や事業者』に向けて、排気熱風レスや省エネ性、フロンレスなど環境面での優位性を訴求する方針だと担当者は述べている。展示は実機を用いたデモンストレーションを含め、来場者が効果や仕様を確認できる構成になる予定である。
展示会自体は9つの専門展から構成されるため、製造業に関わるさまざまな製品と比較検討が一度に行える点も来場者にとっての利点となる。ブラザーは『工場設備・備品展』内での出展となり、製造現場の設置・運用を想定した提案を行う見込みである。
- 展示会名
- 第11回 ものづくりワールド[名古屋]
- 会期
- 2026年4月8日(水)~10日(金) 10:00~17:00
- 会場
- ポートメッセなごや 第1展示館
- ブラザーブース
- 工場設備・備品展 20-30
- 関連サイト
- 展示会情報:https://www.manufacturing-world.jp/nagoya/ja-jp.html
- ブラザー(グローバル):https://global.brother/ja
以下に、本記事で扱った主要事項と展示のポイントを整理した表を示す。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表元・日時 | ブラザー工業株式会社、2026年4月6日 11:00 |
| 展示会 | 第11回 ものづくりワールド[名古屋](ポートメッセなごや 第1展示館) |
| 会期・時間 | 2026年4月8日(水)~10日(金)、10:00~17:00 |
| ブース | 工場設備・備品展 20-30 |
| 展示製品 | PD-7105(新モデル)、PD-7100(公式協賛製品)、PD-3100(産業車両向け) |
| 共通技術 | TwinAqua(気化冷却技術)、排気熱風レス、省エネ・フロンレス設計 |
| PD-7105の主な仕様 | ルーバー形状、図書館レベルの静音性(弱:46dB)、吹出口1mで外気温より約4.1℃低い風(条件あり) |
| PD-7100の主な特長 | 排気熱風レス、TwinAquaにより消費電力削減、年間CO2排出量約75%削減の試算(※4) |
| PD-3100の主な特長 | 産業車両搭載向けのコンパクト設計、給水タンク一体型、消費電力52W、フォークリフトでのバッテリー消費割合約2.5% |
| 製品情報(リンク) | PD-7105:https://www.brother.co.jp/product/air/pd7105/index.aspx PD-7100:https://www.brother.co.jp/product/air/pd7/index.aspx PD-3100:https://www.brother-enterprise.co.jp/puredrive/ |
| 注記 | ※1: 排出される排気の乾球温度が外気温より低くなること。 ※2: 熱風とは、乾球温度が外気温より高い排気のこと。 ※3: 他社機とは、ヒートポンプ式による据置型スポットクーラーのこと。 ※4: 製品使用による消費電力量から温対法に基づく電力事業者別排出係数を用いて換算。 ※5: 他社機とは、ヒートポンプ式据置型スポットクーラー(100V・1口タイプ)のこと。他社公開スペックの消費電力を元に算出。 |
本稿では、ブラザーが名古屋で初公開する据置型スポットクーラーの出展情報と各モデルの技術的特徴、展示会の開催概要を整理した。製品の詳細な仕様やさらなる技術説明は、上記の製品ページおよびブラザーの公式サイト(https://global.brother/ja)で確認できる。