是枝裕和『箱の中の羊』脚本集が5/28発売
ベストカレンダー編集部
2026年3月31日 15:52
シナリオブック発売
開催日:5月28日
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是枝裕和が描いた「少し先の未来」の家族像
是枝裕和監督による新作映画『箱の中の羊』のシナリオブックが、株式会社KADOKAWAより2026年5月28日(木)に刊行されることが発表された。プレスリリースは2026年3月31日12時00分付で公開されており、本書は監督自身による著述で、映画公開に先立って脚本を手に取れる保存版となる。
本作は“少し先の未来”を舞台に、息子を亡くした夫婦がヒューマノイドを迎え入れるという設定を通じて、喪失と記憶、家族の再生とその違和感を静かに見つめる物語である。映画は2026年5月29日(金)公開予定で、シナリオブックはそれに先行する形で発売される。
あらすじの要点とテーマ
あらすじは明確だ。少し先の未来、甲本音々(綾瀬はるか)と健介(大悟)は、亡き息子・翔と同じ姿・同じ声を持つヒューマノイドを迎え入れる。止まっていた家族の時間は再び動き始めるが、それは過去を取り戻すことではなく、思い出と現実のはざまで揺れながら“家族であることの意味”に向き合う過程である。
本作が扱うのは喪失と記憶、愛と違和感、再生と祈りといった普遍的なテーマであり、是枝監督のこれまでの作風とつながりを持ちながら、人間とテクノロジーの関係という近未来的要素を交えた新たな到達点を示す作品として位置づけられている。
- 舞台設定:少し先の未来
- 主要テーマ:喪失、記憶、家族、ヒューマノイドとの共生
- 公開日(映画):2026年5月29日(金)
シナリオブックの構成と収録内容
シナリオブックは是枝裕和氏による〈監督・原案・脚本・編集〉を担った最新作の完成台本を完全収録する。日本映画としては『万引き家族』(2018)以来、8年ぶりとなるオリジナル脚本の刊行である点も本書の特徴である。
書籍には巻頭カラー16ページの場面写真が掲載されるほか、本書でしか読めない登場人物の内面描写や是枝監督が描いた画コンテ、そして本書のために書き下ろしたあとがきが収録される。これにより、撮影後にまとめられた完成台本としての価値が高められている。
特典とデジタル要素
特典として「是枝監督の画コンテ画像データ」がAmazon特典、カドスト限定特典で実施予定である点が明示されている。画コンテの画像データをデジタルで入手できることは、脚本と映像表現の連続性を追体験したい読者にとって重要な要素となる。
また、巻頭の場面写真やあとがき、画コンテといった収録物が、単なる台本のページを超えて映画の制作過程と完成形の双方を照らし合わせる資料となることが期待される。
- 巻頭特典
- カラー16ページの場面写真
- 独自収録
- 音々と健介の思い、本書専用の画コンテ、あとがき(書き下ろし)
- デジタル特典
- 是枝監督の画コンテ画像データ(Amazon特典、カドスト限定)
作品のクレジットとキャスト、関連情報
映画『箱の中の羊』のクレジットは以下の通りで、是枝裕和監督が監督・原案・脚本・編集を兼務している。音楽は坂東祐大が担当し、配給は東宝とギャガが行う。
キャストには綾瀬はるか、大悟(千鳥)らが名を連ね、若手から実力派まで幅広い布陣が揃えられている。作品のクレジットと公式の情報源を明示することで、読者がさらに詳細を確認できるよう配慮している。
主要スタッフ
監督・原案・脚本・編集:是枝裕和
音楽:坂東祐大
配給:東宝、ギャガ
出演者(一覧)
- 綾瀬はるか
- 大悟(千鳥)
- 桒木里夢
- 清野菜名
- 寛一郎
- 柊木陽太
- 角田晃広
- 野呂佳代
- 星野真里
- 中島歩
- 余貴美子
- 田中泯
公式サイトや公式SNSも案内されている。公式サイトはhttps://gaga.ne.jp/hakononakanohitsuji/、公式X(旧Twitter)はhttps://x.com/Hakohitsujifilm、公式Instagramはhttps://www.instagram.com/Hakohitsujifilmである。
また、©表記は(C)2026フジテレビジョン・ギャガ・東宝・AOI Pro. と明記されている。
書誌情報、著者プロフィール、著者コメント
書籍情報は以下のとおり詳細に示されている。判型やページ数、定価、ISBNなどの書誌情報を正確に記載し、購入や図書館所蔵、研究用途などで必要なデータを網羅している。
さらに著者である是枝裕和の略歴が添えられており、監督のこれまでの代表作とカンヌ国際映画祭での受賞歴を通じて作品の背景理解を深める構成となっている。
書籍概要
- 書名:『箱の中の羊』
- 著者:是枝裕和
- 定価:2,145円(本体1,950円+税)
- 発売日:2026年5月28日(木)
- 判型:四六判
- ページ数:248ページ
- ISBN:978-4-04-811968-9
- 発行:株式会社KADOKAWA
著者プロフィールとコメント
是枝裕和(1962年東京都出身)は早稲田大学卒業後、テレビマンユニオンを経て2014年に制作集団「分福」を立ち上げた。1995年の『幻の光』で監督デビューして以降、『誰も知らない』(2004)、『そして父になる』(2013)、『万引き家族』(2018)などを発表し、『万引き家族』で第71回カンヌ国際映画祭パルムドールを受賞している。
著者からのコメントは次のとおり記されている。「この本は、撮影と編集を経た後にまとめられた完成台本というゴールです。クランクインの前に書かれた決定稿からは恐らく3割くらいは変わっているかと思います。ですから、そこに至る彷徨を記したあとがきと合わせて読んでいただけると、また面白みが増すかな、とも思っています。楽しんでください。」
また、是枝監督の過去作に関する国際的評価も列挙されている。『そして父になる』(2013)はカンヌで審査員賞、『万引き家族』(2018)はパルムドール、『ベイビー・ブローカー』(2022)はエキュメニカル審査員賞と最優秀男優賞(ソン・ガンホ)、『怪物』(2023)ではクィア・パルム賞と脚本賞(坂元裕二)を受賞している。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 書名 | 『箱の中の羊』 |
| 著者 | 是枝裕和 |
| 発売日(書籍) | 2026年5月28日(木) |
| 価格 | 2,145円(本体1,950円+税) |
| 判型・頁数 | 四六判・248ページ |
| ISBN | 978-4-04-811968-9 |
| 著作・版権表記 | (C)2026フジテレビジョン・ギャガ・東宝・AOI Pro. |
| 映画公開日 | 2026年5月29日(金) |
| 配給 | 東宝、ギャガ |
| 公式サイト | https://gaga.ne.jp/hakononakanohitsuji/ |
| 公式SNS | https://x.com/Hakohitsujifilm / https://www.instagram.com/Hakohitsujifilm |
| 発行 | 株式会社KADOKAWA |
以上がプレスリリースの主要な情報を網羅したまとめである。本書は脚本そのものに加えて場面写真、画コンテ、あとがきといった制作現場の断片が一冊にまとまる仕様になっており、映画公開を控えた資料的価値の高い刊行物として位置づけられる。購入や図書館等での所蔵を検討する際に必要な書誌情報は上記の表で確認できる。関連リンクとしてKADOKAWAの公式サイト(https://www.kadokawa.co.jp/)も案内されている。