5月16日開幕|東京建築祭2026 全151件公開
ベストカレンダー編集部
2026年3月31日 12:00
東京建築祭2026
開催期間:5月16日〜5月24日
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東京の街を舞台に拡がる「建築の回遊」──東京建築祭2026の全体像
「建築から、ひとを感じる、まちを知る。」を理念に掲げる東京建築祭は、2026年5月16日(土)から5月24日(日)にかけて開催されます。主催は東京建築祭実行委員会(実行委員長:倉方俊輔)。公式ウェブサイトは https://kenchikusai.tokyo/ で、3月31日(火)9時から抽選受付が開始されます(抽選申込締切:4月19日(日)23時59分)。
初回の2024年開催以降、開催エリアは日本橋・京橋、大手町・丸の内・有楽町、銀座・築地を皮切りに拡大を続け、2025年には上野・湯島・本郷や神田・九段、港区が加わりました。2026年は渋谷エリアを新たに加え、参加する建築数は過去最多の151件に達します。多様な建築を舞台に、特別公開・特別展示、ガイドツアー、トークイベント、ワークショップ、クルーズや展覧会との連携企画などが実施されます。
開催概要の要点
開催期間:2026年5月16日(土)-24日(日)。特別公開は5月23日(土)・24日(日)を中心に実施される建築も含みます。ガイドツアー等、事前申込が必要なプログラムは抽選受付の仕組みで運用されます。
申込・詳細は公式サイトの各プログラムページから行います。抽選申込開始は2026年3月31日(火)9時、抽選申込締切は2026年4月19日(日)23時59分。抽選で落選した回の空席は抽選後に先着順で受け付けられます。
充実したプログラム構成:見学・体験・対話の三層構造
東京建築祭2026は、建築の外観や内部を単に見るだけでなく、関係者の語りや技術的解説、ワークショップ、連携企画を通じて多面的に建築を体験できる構成になっています。歴史的近代建築から戦後オフィスビル、リノベーション、学校建築、博物館・美術館、和風建築、大使館まで幅広い建築ジャンルが揃います。
また設計事務所や建設会社のオフィス公開、建築学科学生の発表など、建築に携わる人々と直接出会える機会が拡充されました。トークイベントや交流会によって、まちの担い手や建築を伝える立場の人々の声にも触れられる設計です。
特別公開・特別展示(無料・申込不要)
通常は非公開の建築や、会期に合わせた展示を自由に見学できるプログラムです。2026年は70件を予定しています。会場によっては入場人数制限があり、順番待ちの申し込みが必要になる場合があります。
以下は2026年の特別公開・特別展示に含まれる建築の一覧です。全てを掲載します。
- 旧岩崎邸庭園
- 東京国立博物館 日本庭園 茶室
- 東京大学 理学部2号館
- MARU。architecture
- 東京藝術大学 赤レンガ1号館
- 東京都美術館
- 桜縁荘
- 国立国会図書館 国際子ども図書館
- 安井建築設計事務所 東京事務所
- 神田ポートビル
- 岡田ビル
- 旧近衛師団司令部庁舎
- 共立講堂
- 日本大学 理工学部駿河台校舎1号館
- パレスサイド・ビルディング
- JINS東京本社
- マーチエキュート神田万世橋(旧万世橋駅)
- ワテラス
- 明治生命館
- 第一生命日比谷ファースト
- 新東京ビルヂング
- 旧東京中央郵便局
- 日証館
- 三井本館
- 丸石ビルディング
- HAMACHO HOTEL
- HAMACHO FUTURE LAB
- 三越劇場
- 常盤小学校
- 八重洲ダイビル
- 戸田建設 本社ミュージアム TODA CREATIVE LAB “TODAtte?”
- 江戸屋
- 日本橋三越本店
- 旧宮脇ビル(川崎ブランドデザインビルヂング)
- カトリック築地教会
- 日比谷OKUROJI
- 有楽町マリオン(有楽町センタービル)
- 旧新橋停車場
- BLUE FRONT SHIBAURA
- SHIBAURA HOUSE
- 港区立伝統文化交流館
- ウォーターズ竹芝
- 港区生涯学習センター ばるーん
- 東京ポートシティ竹芝
- カナダ大使館
- 全日本海員組合本部会館
- ノアビル
- 旧乃木邸
- 鹿島KIビル
- リノベる
- スパイラル
- 港区立郷土歴史館
- 慶應義塾 三田演説館
- 東京都庭園美術館
- 普連土学園中学校・高等学校 中学校舎
- TAKANAWA GATEWAY CITY
- 品川インターシティ
- 慶應義塾 図書館旧館
- 温故学会会館
- 広尾小学校
- 國學院大學
- ヒルサイドテラス
- NOVARE Archives(清水建設歴史資料館)
- 光井純アンドアソシエーツ建築設計事務所
- 久米設計本社ビル
- 日建設計東京オフィス(本店)
ガイドツアー(原則有料・抽選事前申込)
所有者、設計者、技術者、研究者らが案内を務め、普段語られない解説やエピソードを交えて巡るガイドツアーは、2026年に拡大して120コース・計257回で実施されます。ランチやレクチャー付きのツアーもあり、毎年高倍率の人気を集めるプログラムです。
以下はガイドツアーの代表的なコース抜粋です(記載の各回は一部)。
- 桜縁荘(旧唐木田家住宅) — 大正住宅の改修プロジェクト
- 谷中 — 道と建物に残る、江戸からの記憶をたどる
- メキシコ大使館 — 大江宏のモダニズムを味わう
- NTT日比谷タワー — 計画者と見つめる、未来の都心像
- 三菱一号館 — コンドル建築の復元の舞台裏
- 東京サンケイビル — 大規模オフィスビルと都市の関係
- JINS銀座店 — 設計者と感じる和とアートの共鳴
- ミュージアムタワー京橋ビル — 都市と芸術をつなぐ摩天楼
- GINZA SIX — 設計者と行く都市再生の舞台裏
- 増上寺三解脱門 — 重要文化財保存修理の現場見学
- SHIBAURA HOUSE — 新たな宿泊空間の公開
- スペイン大使館 — スパニッシュ・スタイル洋館
- 全日本海員組合本部会館 — 受け継がれるモダニズム
- サニーヒルズ南青山 — 木組みファサードツアー(ティータイム付)
- とらや 赤坂店 — 甲斐みのり氏と和菓子を味わうツアー
- 建築倉庫 — 建築模型で体感する東京のもう一つの姿
- デンマーク大使館 — モダニズムの大使公邸
- 梓設計 — 空と働く建築ツアー
- ワタリウム美術館 — 展覧会場から屋上・バックヤードまで(和菓子付)
イベント・企画(27企画)
トークイベント、交流会、ワークショップなど全27企画が用意されています。参加費や参加方法は各企画で異なります。若手建築家の対話や建築家×起業家のトーク、黒川雅之氏のレクチャーやガウディに関する講座など多彩です。
主な企画例:
- トーク「東京をつくる、東京でつくる – 若手女性建築家の対話」
- トーク「顔の見える建築 – 若手建築家×起業家」
- 黒川雅之 レクチャー「創造の時代から発見の時代へ」
- トーク「ガウディ:未来をひらく窓」
- ワークショップ「アップサイクルでつくる世界に一つの灯り」
- ワークショップ「親子で語る対話型建築鑑賞」
- 連携展「YKK AP 21_21 DESIGN SIGHT 東京サテライト展」
- 連携クルーズ「タイムリープクルーズ 〜水辺から見る建築の変遷〜」
- 連携ライブ「エコー遺産アカペラライブ」
- 連携展「東畑建築事務所 清林文庫展」
- 短編映画「シンガポールの夏」上映会
見学を支えるサポートと参加の手引き
見学体験を深めるため、東京建築祭では複数のサポート施策を用意しています。音声ガイドや現地案内、無料巡回バスの案内、参加者同士の交流を促進するオンラインコミュニティなどが含まれます。
またクラウドファンディングや会員制コミュニティを通じた支援・参加の窓口も設けられ、運営基盤の多様化と参加者の受け皿を整えています。
見学サポートの内容
- オーディオガイド(無料):特別公開・特別展示の見どころを音声で紹介。建物の背景や注目ポイントをわかりやすく解説します。建築史家で実行委員の倉方俊輔による解説が含まれます。
- 建築ナビゲーター:東京ヘリテージマネージャーの会の協力のもと、10数件の建物で現地解説を実施します。
- 無料巡回バス/コミュニティバス案内:エリア内の移動を支援するバス情報を提供します。
- みんまちDrop:コメント付きマップ等、参加者の共有ツールを活用できます。
会員制コミュニティ「建築祭オフィシャルクラブ」
オンラインとリアルを組み合わせた建築ファンのための場です。京都や神戸の建築祭と連携し、月2回のライブ配信を軸に会員限定公開やツアー、専門家や参加者同士の交流を実施します。詳細・登録は https://club.kenchikusai.jp/ を参照してください。
またクラウドファンディングも実施中で、キックオフイベントの参加申し込み等を含めた支援プログラムが用意されています(クラウドファンディングサイト: https://motion-gallery.net/projects/tokyokenchikusai2026)。
組織・協力体制と申込情報、キックオフ詳細
東京建築祭は東京建築祭実行委員会が主催、文化庁や各区の観光協会、複数のエリアマネジメント団体、東京ヘリテージマネージャーの会などが協力しています。助成はアーツカウンシル東京(芸術文化魅力創出助成)による支援を受けています。
協賛パートナーは2026年3月23日時点で35社。企業・団体の支援により多彩なプログラムが実現されています。
主催・協力・助成・協賛(一覧)
主催・協力・助成の主要な組織は以下の通りです。
- 主催
- 東京建築祭実行委員会
- 協力
- 文化庁 / 一般社団法人中央区観光協会 / 一般社団法人千代田区観光協会 / 一般社団法人大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会 / 一般社団法人日本橋兜らいぶ推進協議会 / 一般社団法人日本橋浜町エリアマネジメント / 一般社団法人東銀座エリアマネジメント / 一般社団法人京橋彩区エリアマネジメント / 一般社団法人港区観光協会 / 銀座街づくり会議 / 公益財団法人東京都公園協会 / 一般社団法人東京建築アクセスポイント / 東京ヘリテージマネージャーの会
- 助成
- アーツカウンシル東京【芸術文化魅力創出助成】
協賛企業は多岐にわたり、以下の企業・団体が参加しています(表記はプレスリリースに準拠)。
- 株式会社ジンズホールディングス
- 株式会社山下PMC
- 株式会社竹中工務店
- 大成建設株式会社
- 鹿島建設株式会社
- 株式会社大林組
- 清水建設株式会社
- 戸田建設株式会社
- 大和ハウス工業株式会社
- 株式会社三菱地所設計
- 株式会社JR東日本建築設計
- Tokyo Localized
- YKK AP株式会社
- 株式会社梓設計
- 学校法人二本松学院
- 平和不動産株式会社
- 安田不動産株式会社
- 株式会社東畑建築事務所
- NTTアーバンソリューションズ株式会社
- 明治安田生命保険相互会社
- 株式会社サンケイビル
- 株式会社日建設計
- 株式会社安井建築設計事務所
- 株式会社佐藤総合計画
- 隈研吾建築都市設計事務所
- DE-SIGNグループ
- 株式会社日本設計
- 株式会社久米設計
- 株式会社横森製作所
- 株式会社松田平田設計
- 株式会社石本建築事務所
- 株式会社横河建築設計事務所
- 株式会社NTTファシリティーズ
- ダイビル株式会社
- リノベる株式会社
マテリアルパートナーは株式会社ジェイアール東日本都市開発です。
キックオフイベントと主な会場
キックオフイベントは2026年5月11日(月)19:00-21:00に開催予定。クラウドファンディングサイトで申し込みを受け付けます。ナビゲーターは倉方俊輔(実行委員長、建築史家)、ゲストは内藤廣(建築家)が登壇予定です。会場としてヒルサイドテラスのほか、プログラムで取り上げられる建築事例としてノアビル、カナダ大使館、メキシコ大使館、全日本海員組合本部会館、パレスサイド・ビルディング、普連土学園中学校・高等学校 中学校舎、常盤小学校、SHIBAURA HOUSE、東京藝術大学 赤レンガ1号館、戸田建設 本社ミュージアム TODA CREATIVE LAB “TODAtte?”、鹿島KIビル等が紹介されています。
申込窓口は公式サイトの各プログラムページです。抽選申込開始は2026年3月31日(火)9時、抽選申込締切は2026年4月19日(日)23時59分です。
内容の要点整理(表)と締めくくり
以下にこの記事で紹介した東京建築祭2026の主要データを表にまとめます。各項目は公式発表の数値・日程等に基づいています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開催名称 | 東京建築祭(2026) |
| 開催期間 | 2026年5月16日(土)-24日(日) (特別公開は5月23-24日中心) |
| 申込(抽選)開始 | 2026年3月31日(火)9時 |
| 抽選申込締切 | 2026年4月19日(日)23時59分 |
| 参加建築数 | 151件(過去最多) |
| 特別公開・特別展示 | 70件(無料・申込不要。会場により入場制限あり) |
| ガイドツアー | 120コース・計257回(原則有料・抽選事前申込) |
| イベント・企画 | 27企画(トーク、ワークショップ、連携企画等) |
| 協賛パートナー数 | 35社(2026年3月23日時点) |
| 公式サイト | https://kenchikusai.tokyo/ |
| クラウドファンディング | https://motion-gallery.net/projects/tokyokenchikusai2026 |
| 問い合わせ | 東京建築祭実行委員会 事務局(西川) 〒103-0001 東京都中央区日本橋小伝馬町16-5 / 問い合わせページ |
本稿では、東京建築祭実行委員会が発表した2026年のプログラム情報を漏れなく整理して紹介しました。日程や申込期間、各種プログラムの構成、支援・協力体制や主要な会場一覧などは公式ウェブサイトにて最新情報が公開されていますので、参加を検討する場合は公式ページでの確認を推奨します。
以上が東京建築祭2026の概要とプログラムの詳細です。