メ~テレが開局以来初の視聴率4冠獲得 朝『ドデスカ!』が牽引
ベストカレンダー編集部
2026年3月30日 20:56
視聴率調査期間
開催期間:3月31日〜3月29日
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メ~テレが達成した「4冠」の中身と調査期間の位置づけ
名古屋テレビ放送(メ~テレ)は、2026年3月30日付の発表で、2025年度の平均視聴率において個人全体と世帯の双方で、全日帯・ゴールデン帯・プライム帯・ノンプライム帯の4区分すべてにおいて1位になったと公表した。調査はビデオリサーチによるもので、対象期間は2025年3月31日(月)~2026年3月29日(日)の名古屋地区を対象としている。
この結果はメ~テレの開局以来初めての「4冠」であり、個々の区分ごとにも注目すべき歴史的な意味合いがある。具体的には、個人全体の全日帯・ノンプライム帯が1位となったのは現行の調査方式に変わった2005年4月以降で初めてであること、またゴールデン帯での1位は2012年度以来であること、さらに世帯のノンプライム帯が1位となったのは集計開始以来初めてである点が発表資料で明示されている。
- 発表日
- 2026年3月30日 11時00分(メ~テレ発表)
- 調査機関
- ビデオリサーチ
- 調査対象期間
- 2025年3月31日~2026年3月29日(名古屋地区)
- 獲得した区分
- 個人全体・世帯、各帯(全日・ゴールデン・プライム・ノンプライム)で1位
全日帯と朝の情報番組「ドデスカ!」の貢献
メ~テレは2025年度の全日帯で、個人全体、世帯ともに1位となった。全日帯の好成績を支えた代表的な番組が朝の情報番組「ドデスカ!」である。「ドデスカ!」は平日と土曜の放送枠が異なり、月~金が朝6時~、土が朝6時30分~で放送されている。
発表によれば、「ドデスカ!」は月~金において個人全体・世帯ともに、その時間帯で年度1位を獲得し、土曜についても個人全体で同時間帯年度1位となった。これは番組開始以降初めてのことであり、このような朝の高視聴率が全日帯1位獲得に大きく寄与したことが示されている。
「ドデスカ!」の時間帯と順位
- 月~金:あさ6時~ → 個人全体・世帯ともに時間帯年度1位
- 土:あさ6時30分~ → 個人全体で時間帯年度1位(番組開始以降初)
また、報道・情報番組としての連続性は「ドデスカ+」(月~金 午後3時40分~)によって午後帯の視聴者層も掘り起こされており、朝から午後、週末にかけての視聴率が連携して全日帯の好成績につながったと考えられる。
午後・週末・プライム帯――自社制作とネットワーク番組の組み合わせ
メ~テレは自社制作のレギュラー番組と全国ネットの生放送番組の両方で視聴率を伸ばしている。午後帯や週末を支えた自社制作番組として、ニュース情報番組の「ドデスカ+」、バラエティの「超町人!チョコレートサムネット」(日曜 午後4時25分~)などが挙げられている。これらの番組が午後帯や土日の視聴率基盤を形成した。
一方で、プライム帯においても個人全体・世帯ともに1位を獲得しており、これは全国ネットの生放送番組や人気レギュラー番組、さらに下期に放送された人気ドラマの寄与が要因とされる。
主な貢献番組(プライム帯・全国ネット)
- 「報道ステーション」 ― 全国ネットの生放送ニュース(視聴者層の基盤形成)
- 「サタデーステーション」 ― 全国ネットの週末ニュース
- 「有働Times」 ― 全国ネットの情報・報道系番組
- 「ザワつく!金曜日」 ― レギュラーのバラエティ
- 「ポツンと一軒家」 ― レギュラーのドキュメント系バラエティ
加えて、下期に入ってからのドラマの好調がプライム帯の上昇を後押ししており、代表例として「相棒 season24」や「木曜ドラマ おコメの女-国税局資料調査課・雑国室-」の存在が挙げられている。これらのドラマは地域を含む広範な視聴者に支持され、シリーズものや話題性の高い企画が視聴率に直結した。
番組編成の変化、テーマ曲や新方針、2026年度の取り組み
メ~テレは2026年度に向けて番組のテーマや企画の充実を明示している。朝の「ドデスカ!」は2026年4月で放送25年目に入ることから、24年目で初めて年度視聴率1位を獲得した実績を踏まえ、「とびだせ!もっと地元に会いに行く。」というテーマで地域密着をさらに強化する方針を示している。
また、午後の「ドデスカ+」はテーマ曲を変更し、緑黄色社会の「つづく」を新テーマ曲に採用する。番組は午後6時台の特集企画を強化し、天気コーナーでは洗濯情報を充実させるなど、日常生活に密着した情報提供を重視する方針が示されている。番組の新しいテーマは「地元にエール!明日へ、つづく」とされており、一日の終わりに視聴者の“明日への期待”を育む構成が目指される。
加えて、2026年度も「1日2ドデスカ」という取り組みを掲げ、1日に複数回での地元情報発信を継続する計画が示されている。キーワードとして社内外のコミュニケーションや広報では「メ~ロメロ」「ウルフィ」などのキャラクターやフレーズも引き続き活用される見込みである。
番組改編・施策の要点
- 「ドデスカ!」:25年目に入り、地域密着の取材強化(テーマ「とびだせ!もっと地元に会いに行く。」)
- 「ドデスカ+」:新テーマ曲「つづく」(緑黄色社会)採用、午後6時台の特集強化、天気コーナーで洗濯情報を充実
- 放送方針:1日2回の「ドデスカ」体制を継続し、地元情報を多面的に提供
まとめ:調査結果と番組方針の要点整理
ここまでの要点を整理すると、メ~テレはビデオリサーチの調査期間(2025年3月31日~2026年3月29日)において、個人全体・世帯ともに全日、ゴールデン、プライム、ノンプライムの4区分で年度1位を獲得した。朝からプライム、週末に至るまで自社制作番組と全国ネットの番組が相互に作用して得られた結果である。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表日 | 2026年3月30日 11:00(メ~テレ発表) |
| 調査機関・期間 | ビデオリサーチ(2025年3月31日~2026年3月29日、名古屋地区) |
| 獲得タイトル | 個人全体・世帯、各帯(全日・ゴールデン・プライム・ノンプライム)で年度1位(4冠) |
| 歴史的意義 | 個人全体の全日・ノンプライムは2005年4月以降で初、ゴールデンは2012年度以来、世帯のノンプライムは集計開始以来初 |
| 主な貢献番組(朝・午後・週末) | 「ドデスカ!」(月~金 あさ6時~/土 あさ6時30分~)、「ドデスカ+」(月~金 午後3時40分~)、「超町人!チョコレートサムネット」(日 午後4時25分~) |
| プライム帯の主力 | 「報道ステーション」「サタデーステーション」「有働Times」「ザワつく!金曜日」「ポツンと一軒家」、下期の「相棒 season24」「木曜ドラマ おコメの女-国税局資料調査課・雑国室-」 |
| 2026年度の方針・変更点 | 「ドデスカ!」25年目の強化(とびだせ!もっと地元に会いに行く。)、「ドデスカ+」新テーマ曲(緑黄色社会「つづく」)採用、1日2ドデスカ体制 |
今回の発表は、視聴率データと番組運営の両面から見ると、地域密着型のコンテンツが平日朝の帯から夜のプライム帯まで幅広く支持された結果であると整理できる。今後の番組改編やテーマの変更点については、発表された内容の通り地域志向と生活密着性をさらに高める方針が示されており、調査結果と連動した編成が行われることが明確になっている。