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ファノーヴァが資金調達 FLATTEで店舗再生と拡大

資金調達と駒沢店再生

開催日:3月30日

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資金調達と駒沢店再生
今回の資金調達で何が変わるの?
調達資金はFLATTEを起点としたブランド展開や人材育成、店舗改装、DX投資、トレーナー育成スクール設立、さらにM&A推進など中長期の成長投資に充てられ、運営基盤の強化で事業拡大を目指す。
駒沢大学店のリニューアルっていつから使えるの?
リニューアルオープンはリリース時点で公表されており(発表日:2026-03-30)、受付無人化やスマホ予約・決済、会員管理のDXを導入。既存会員は継続利用できる設計になっている。

資金調達と体制強化──i-nest capitalにみずほキャピタルを迎え、複数金融機関からの融資を実行

2026年3月30日08時30分、株式会社ファノーヴァはマルチブランド型フィットネス事業の拡張と組織体制の強化を目的に、第三者割当増資および複数金融機関からの融資を実施したと発表しました。

増資の引受先は、既存投資家であるi-nest capitalに加え、新規投資家としてみずほキャピタルを迎えています。これに加え、日本政策金融公庫・信用組合・みずほ銀行からのプロパー融資を組み合わせることで、資本と負債を合わせた事業拡大のための資金調達を行っています。

株式会社ファノーヴァ、資金調達を実施 画像 2

資金使途と狙い

今回の資金調達は、各ブランドの展開、人材育成、運営体制、ブランド基盤への投資を強化することが主目的です。これにより、2026年以降の持続的成長に向けた基盤整備と、ロールアップ・M&A戦略の推進が見込まれます。

第三者割当増資と並行して調達したプロパー融資は、短期的な運転資金に限らず、店舗改装やDX投資、トレーナー育成スクールの立ち上げなど中長期的な投資にも充てられる見込みです。

株式会社ファノーヴァ、資金調達を実施 画像 3

FLATTEを起点とするマルチブランド戦略とOMO導入の意義

ファノーヴァは、セミパーソナルジム「FLATTE(フラッテ)」の直営運営を起点に、複数業態を並行して展開可能な運営基盤を構築しています。FLATTEは“フラッとはじめて、しっかりつづく”をコンセプトとしたセミパーソナル型フィットネスジムです。

少人数制の指導と、予約・決済・顧客管理を含むOMO型オペレーションを組み合わせることで、トレーナーや店舗に属人化しにくい再現性のある運営モデルを形成しています。デジタル(DX)やOMOは競争軸というより、現場運営の再現性を高めるための前提条件として位置づけられています。

株式会社ファノーヴァ、資金調達を実施 画像 4

業態横断で共通化する運営基盤

ファノーヴァの設計では、続けやすさと運営効率の両立を重視します。異なる業態であっても、共通の運営・人材・オペレーション基盤を使うことで、運営負荷を抑えつつ指導品質と顧客体験に注力できるように設計されています。

このアプローチは、パーソナルピラティスや女性専用24時間ジムといった新業態の立ち上げ、さらにはフランチャイズ展開や事業承継案件の再生に活用されています。

  • 主要ブランドの起点:FLATTE(セミパーソナルジム)
  • 派生業態:パーソナルピラティス、女性専用24時間ジムなど
  • 共通要素:予約・決済・会員管理のデジタル化(OMO)、人材育成パッケージ、運営マニュアル
株式会社ファノーヴァ、資金調達を実施 画像 5

事業承継とロールアップ戦略の実践例:駒沢大学店の再生

ロールアップ・M&A戦略の具体的な事例として、駒沢大学エリアで女性専用24時間フィットネスジム「FLATTE24 駒沢大学店」をリニューアルオープンしました。本件は、既存事業の承継案件をブランド再設計とDXで再生した事例です。

本店舗は元々、女性専用サーキットジム「Bodybloom」を起点とする店舗でした。長年地域に支持されてきた一方で、コロナ禍や競合増加により会員数が減少し、特に高齢のオーナーによる運営体制では戦略転換や再投資が困難な状況になっていました。

再設計のポイントとDX化の中身

ファノーヴァは既存のコンセプトや立地の強みを残しつつ、ブランドと運営体制を再設計しました。業態を24時間利用可能な女性専用フィットネスジムへ進化させ、FLATTEモデルで培った運営ノウハウを導入しています。

導入したDX要素は次の通りです。

  1. 受付の無人化と入退館の自動化
  2. スマートフォンによる予約・決済システムの導入
  3. オンライン会員管理システムへの移行と既存会員の継続利用設計

これらの施策により、売上・利益率ともに2倍成長といった成果が得られ、フィットネス事業承継モデルとして再現性のある運営体制の構築につながっています。

事業承継やフランチャイズ展開で得た知見と成果

ファノーヴァは直営運営の検証を通じて蓄積した知見を、フランチャイズモデルや事業承継案件の再生に応用しています。運営・人材育成の仕組みをパッケージ化することで、個々の店舗や人材の力量に過度に依存しない持続可能なモデルを目指しています。

たとえば、東京都板橋エリアのセミパーソナルジムの事業承継では、譲受後にコンセプト設計の見直し、オペレーション改善、人材育成体制の再構築を行いました。併せてトレーナー育成を目的としたスクール事業の展開にも着手し、店舗運営と人材育成を一体化したモデルを進めています。

継続率と成長効果

公開されたデータでは、FLATTEの継続率は業界平均を大きく上回っています。具体的には、半年間で入会率は8割を超え、売上・会員数ともに約2倍へ成長したケースが報告されています。

さらに、半年前の継続率は約90%であり、12ヶ月後の継続率は業界平均(3.7%)と約20倍の差が出ているとされています。こうした会員の定着力が、安定した収益基盤を支えています。

会社概要と問い合わせ

会社名
株式会社ファノーヴァ(英語表記 funova, Inc.)
代表者
代表取締役社長 舟久保 匡佑
所在地
東京都世田谷区駒沢2-16-4
設立
平成31年(2019)年4月25日
ブランド/サービス
FLATTE(セミパーソナルジム)、パーソナルピラティス、女性専用24時間ジムほか
公式URL
https://www.funova.co.jp/
FLATTE URL
https://flatte.jp/
報道問い合わせ
株式会社ファノーヴァ 広報 三田村 : info@fanova.co.jp

以下に、本記事で触れた主要ポイントを表形式で整理します。資金調達、引受先、融資先、主要事例、FLATTEの特徴、成果指標などを一覧にして確認できます。

項目 内容
発表日 2026年3月30日 08:30
会社名 株式会社ファノーヴァ(funova, Inc.)
代表者 舟久保 匡佑(代表取締役社長)
所在地 東京都世田谷区駒沢2-16-4
設立 平成31年(2019)年4月25日
調達手段 第三者割当増資(引受先:i-nest capital、みずほキャピタル)およびプロパー融資(日本政策金融公庫・信用組合・みずほ銀行)
主な事業 セミパーソナルジム(FLATTE)、パーソナルピラティス、女性専用24時間フィットネスジム等の直営・フランチャイズ・事業承継による展開
事業承継事例(店舗) FLATTE24 駒沢大学店(旧:Bodybloom。ブランド再設計+DXで再生)
DX導入の主な項目 受付無人化、スマホ予約・決済、オンライン会員管理
成果指標 駒沢大学店:売上・利益率ともに2倍成長の報告。FLATTE全体では半年継続率約90%、12ヶ月継続率は業界平均(3.7%)の約20倍の差との公表
問合せ info@fanova.co.jp(株式会社ファノーヴァ 広報 三田村)

本稿では、ファノーヴァが公表した資金調達と事業戦略、M&Aによる事業承継・再生の具体例を整理しました。調達資金はブランド展開、人材育成、運営基盤への投資に充てられ、駒沢大学店の再生事例はブランド再設計とDXによる事業承継モデルの有効性を示しています。今後の展開は直営店舗・フランチャイズ・承継案件を組み合わせたマルチブランド戦略の実行により、地域に根ざしたフィットネス事業の継続的な運営を目指すことが想定されます。