ピクトレ防災チャンピオンシップ、7月中開始で全国展開へ
ベストカレンダー編集部
2026年3月25日 12:14
ピクトレ防災大会2026
開催日:7月1日
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楽しみながら備える――「ピクトレ 防災チャンピオンシップ2026」の狙いと背景
参加型社会貢献ゲーム「PicTrée(ピクトレ)」を通じて、住民の平時からの防災行動を促す取り組みとして「ピクトレ 防災チャンピオンシップ2026」が始動します。本プロジェクトは、株式会社Digital Entertainment Asset(以下、DEA)が主導し、Growth Ring Grid Pte. Ltd.(以下、GRG)と連携、さらに株式会社HI-NEXUとの協働により全国展開を目指すものです。発表は2026年3月20日(金)に虎ノ門ヒルズ Station Atriumで開催された「XU Conference 2026」の第3部で行われ、田村 淳氏が主導するコミュニティ「XU 淳LABO」の取り組みの一部として公表されました。
災害時には避難所や給水拠点、防火水槽などの防災設備が十分に活用されない事例があり、その要因として住民の「平時の把握不足」が指摘されています。内閣府の指針にある「事前防災・減災」の考え方は重要視されている一方で、住民を巻き込んで継続的な行動につなげる仕組みづくりは難しく、本プロジェクトはゲーム性を導入することでその課題に対応しようとするものです。
- 目的:市民が楽しみながら地域の防災設備を把握・記録し、自治体の防災DXを促進すること
- 手段:スマートフォンでの撮影による位置情報登録、行動のスコア化、地域単位での成果可視化
- 期待効果:防災拠点の可視化、復旧ネットワークの社会実装、住民の主体的な関与の促進
HI-NEXUとの連携で目指す全国共創モデル:体制と協力内容
HI-NEXUは「異業種や世代を超えたクロスによる新たな価値創造」を掲げる企業で、XU(クロスユー)コミュニティを通じて自治体・大企業・若手挑戦者を結び、共創の場を提供します。今回の連携により、XUコミュニティのネットワークを活かしてプロジェクトの実施エリア拡大、学生らとの共同企画、メディア発信を通じた認知拡大を進めます。
HI-NEXUが担う役割は以下の通りです。XUコミュニティに集う多様なプレーヤーを結びつけ、共創の場を形成することで、地域単位の取り組みを全国規模へとスケールさせることが期待されています。
- 全国展開の推進
- XUコミュニティ内パートナーとの共創により実施エリアを拡大する。
- 次世代との共創
- 淳LABOに参画する大学生・高専生との防災啓発コンテンツを共同企画・開発する。
- 認知拡大と社会実装
- XUのメディア発信力を使った認知拡大と、スタートアップ等との協業スキーム構築を行う。
ガバナンスとパートナーシップの仕組み
プロジェクトはDEAがプラットフォーム提供と運営を担い、GRGとHI-NEXUが連携パートナーとして共創型の実施体制を構築します。自治体・企業・大学・住民が一体となることで、現地に根付く運用と全国的な横展開の双方を実現することを目指します。
具体的な連携の進め方は、XUコミュニティを軸にした地域パートナーの募集、学生との共創プログラムの組成、自治体ごとの実施ルール整備などを順次行う計画です。
チャンピオンシップの仕組みと実施概要:何を、いつ、どのように行うか
「ピクトレ 防災チャンピオンシップ2026」は、住民がスマートフォンを使って地域の防災関連設備を発見・撮影し、位置情報とともに地図上へ反映する形式で実施されます。撮影に加え、避難経路を歩くなどの実際の行動もスコア化され、自治体単位で成果が可視化されます。これにより、参加型の事前防災活動と自治体の防災DXが同時に進行します。
実施に際しての基本情報は以下の通りです。開始は2026年7月中を予定しており、実施エリアは日本全国です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 実施期間(予定) | 2026年7月中開始予定 |
| 実施エリア | 全国 |
| 対象設備 | 避難所、津波避難施設、防災倉庫、給水拠点、防火水槽、消火栓、消防団詰所、避難誘導、標識 等 |
対象設備とスコアリングの方法
対象設備は避難所や給水拠点、防火水槽など複数のカテゴリに分かれています。参加者はスマートフォンで各設備を撮影し、位置情報とともに投稿することでチームや自治体の得点につながります。また、避難経路の歩行など実際の行動もスコア化され、単なる写真投稿に留まらない行動促進が図られます。
投稿データはリアルタイムでアップデートされ、自治体側では地図ベースで防災拠点や設備の位置・状態を把握できるため、防災DXの一環として活用される想定です。
発表の舞台と関係者の声、関連情報
プロジェクトは「XU Conference 2026」第3部「地域のミライ×行動博!」において公表され、DEA代表取締役社長の山田 耕三氏が登壇しました。淳LABOは田村 淳氏の呼びかけにより結成されたテックコミュニティで、企業・学生・行政の知恵を実装段階へとつなぐことを目的としています。ピクトレの防災活用はこの淳LABOの具体的プロジェクトとして位置づけられています。
関係者からのコメントも発表資料に記載されています。田村 淳氏は「防災は行動である」との立場から、スマートフォンで街を歩き防災設備を撮るだけで参加できる点を評価しています。GRG共同代表 鬼頭 和希氏は、住民の継続的な参加を得ることの難しさを述べつつ、ピクトレがその解決策となり得るとしています。HI-NEXU代表 今井 豪氏はXUのネットワークとピクトレの仕組みを掛け合わせる意義を強調し、DEA代表 山田 耕三氏は共創による全国的なムーブメント化を目指す考えを示しています。
- 発表日:2026年3月20日(XU Conference 2026内での公表)
- プレスリリース公表:2026年3月25日 11時00分(株式会社Digital Entertainment Asset 発表)
PicTrée(ピクトレ)と関連リソース
PicTréeはスマートフォンでインフラ設備を撮影しチームで競う無料ゲームとして、インフラ保全や地域観光の参加型施策として導入例があるプラットフォームです。今回の防災チャンピオンシップはその応用であり、参加方法や導入支援はピクトレの既存のガイドラインに基づいて行われます。
関連リンクやダウンロード先は以下の通りです。運用に関する基本情報や導入相談は各運営事業者の公式サイトで確認できます。
- ピクトレ公式サイト:https://pictree.greenwaygrid.global/
- 公式X:@pictree_dea
- ダウンロード:https://pictree.onelink.me/rqGK/ax35kdvq
- 基本操作ガイド:https://x.gd/ovSn1
組織情報と今後の展開、記事のまとめ
本プロジェクトには複数の組織が関与しています。DEAはゲーミフィケーションを基盤にした社会課題解決ゲームを展開する企業として、ピクトレの運営とプラットフォーム提供を行います。HI-NEXUはXUコミュニティを活用し共創基盤の提供を担い、GRGはグローバルな視点からプロジェクトに参画しています。
実施にあたっては、2026年中に全国各地でのパートナー開拓、淳LABOに参画する大学生・高専生との共創による運営手法・啓発コンテンツの検証が予定されており、将来的には全国自治体対抗形式や毎年恒例の事前防災啓発イベントへの拡張が視野に入っています。
| 整理項目 | 要約 |
|---|---|
| プロジェクト名 | ピクトレ 防災チャンピオンシップ2026 |
| 主催・推進 | 株式会社Digital Entertainment Asset(DEA)・Growth Ring Grid(GRG)・株式会社HI-NEXU と連携 |
| 公表 | 2026年3月20日(XU Conference 2026で発表)・プレスリリース公表日 2026年3月25日 |
| 目的 | 市民参加による防災設備の可視化と防災DXの促進、事前防災の恒常化 |
| 実施開始時期(予定) | 2026年7月中開始予定 |
| 実施エリア | 全国 |
| 対象設備 | 避難所、津波避難施設、防災倉庫、給水拠点、防火水槽、消火栓、消防団詰所、避難誘導、標識 等 |
| 主な役割 | DEA:ピクトレ運営・プラットフォーム提供、HI-NEXU:XUコミュニティ活用による共創推進、GRG:グローバル連携・事前防災の観点からの支援 |
| 関連URL | DEA: https://dea.sg/ 、ピクトレ: https://pictree.greenwaygrid.global/ 、ダウンロード: https://pictree.onelink.me/rqGK/ax35kdvq |
以上が「ピクトレ 防災チャンピオンシップ2026」に関する主な情報の整理です。本稿では発表の経緯、目的、連携体制、実施概要、関係者のコメント、関連リソースおよび組織情報を網羅して報じました。今後は各地での実施パートナーの公募や学生との共創プログラムの詳細が順次公表される見込みです。