国家公務員の冬のボーナスはいつ?
国家公務員(一般職)の冬のボーナスは、期末手当と勤勉手当の2つです。支給日は12月10日で、土日にあたる年は前の金曜日に早まります。何か月分かは、12月1日に成立している給与法で決まります。
2026年の冬のボーナス(国家公務員)
12月10日(木)支給
あと39日。12月1日までに成立した給与法の月数で払います。
- 成立済み
- 2.325か月
- 勧告(未成立)
- 2.375か月
上がった分はいつ入る?
12月10日に払う月数は、基準日の12月1日までに成立した給与法で決まります。人事院の勧告で月数が上がる年でも、改正法がその日までに成立していなければ、12月10日は今の月数で払い、上がった分は成立後に差額として払われます。
令和8年の人事院勧告では、2026年12月期の期末手当が1.2875か月、勤勉手当が1.0875か月(合計2.375か月)です。成立済みの給与法では、期末手当が1.2625か月、勤勉手当が1.0625か月(合計2.325か月)です。
令和7年(2025年)は、基準日の12月1日に改正法が成立しておらず(法案が国会に出されたのは12月8日)、12月10日(水)は旧の月数の2.26か月で払われました。成立後に、改正後の2.31か月との差額が後から払われました(内閣人事局)。
何か月分?月数が毎年変わる理由と内訳
冬(12月期)の月数は、期末手当と勤勉手当を合わせたものです。
成立済みは、12月1日までに成立した給与法の月数です。勧告は、改正法が成立するまでの月数です。
| 手当 | 成立済み・2026年12月期 | 勧告(未成立)・2026年12月期 | 勧告(未成立)・2027年度以降の各期 |
|---|---|---|---|
| 期末手当 | 1.2625か月 | 1.2875か月 | 1.275か月 |
| 勤勉手当 | 1.0625か月 | 1.0875か月 | 1.075か月 |
| 合計 | 2.325か月 | 2.375か月 | 2.35か月 |
勤勉手当の月数は、職員全体にあてる総額の上限にあたる割合です。一人ひとりは人事評価の成績率で決まり、評価が「良好」の一般の職員は1.0225か月です(人事院規則9-40 第13条)。目安額の道具は、この「良好」で計算します。
昨年(令和7年12月期)の実績
令和7年12月期の平均支給額の表
一般職の国家公務員(管理職を除く行政職職員)の平均で、成績標準者の額です。
| 項目 | 12月10日に支給 | 改正法の成立後(差額を払ったあと) |
|---|---|---|
| 平均支給額 | 約702,200円 | 約746,100円 |
| 支給月数 | 2.26か月 | 2.31か月 |
| 平均年齢 | 32.9歳 | 同じ |
この平均額は「平均の給与月額×月数」で、自分の額ではありません。自分の額は下の道具で見積もります。
在職期間と勤務期間で変わる割合
期末手当は基準日の12月1日以前6か月の在職期間で、勤勉手当は同じ6か月の勤務期間で、それぞれ別の表の割合になります。年度の途中で採用された人や、育児休業・休職をした人は、割合が下がることがあります。
期末手当:在職期間の割合
| 在職期間 | 割合 |
|---|---|
| 6か月 | 100% |
| 5か月以上6か月未満 | 80% |
| 3か月以上5か月未満 | 60% |
| 3か月未満 | 30% |
勤勉手当:勤務期間の割合
先頭の2行を開いています。
| 勤務期間 | 割合 |
|---|---|
| 6か月 | 100% |
| 5か月15日以上6か月未満 | 95% |
| 5か月以上5か月15日未満 | 90% |
| 4か月15日以上5か月未満 | 80% |
| 4か月以上4か月15日未満 | 70% |
| 3か月15日以上4か月未満 | 60% |
| 3か月以上3か月15日未満 | 50% |
| 2か月15日以上3か月未満 | 40% |
| 2か月以上2か月15日未満 | 30% |
| 1か月15日以上2か月未満 | 20% |
| 1か月以上1か月15日未満 | 15% |
| 15日以上1か月未満 | 10% |
| 15日未満 | 5% |
| 零 | 0% |
俸給を入れると、期末・勤勉手当はいくら?
俸給月額、扶養手当の月額、級、地域手当の率、在職期間と勤務期間を選ぶと、期末手当と勤勉手当の目安が出ます。月数は2026年12月期の成立済みの給与法(期末手当1.2625か月、勤勉手当は成績が「良好」の1.0225か月)で計算します。
給与明細の「俸給月額」です。100,000円から600,000円まで。
無いときは0です。
7級以上は額を出しません。
経過措置の率は、級地が下がる地域で段階的に移るときの率です。
休職や育児休業の期間は、勤務期間から除かれます(人事院規則9-40 第11条)。
- 期末手当の目安
- 397,687円
- 勤勉手当の目安
- 322,087円
- 合わせて
- 719,774円
- 期末手当の計算
- 315,000円 × 1.2625か月 × 100%
- 勤勉手当の計算(扶養手当は入りません)
- 315,000円 × 1.0225か月 × 100%
級と役職段階別加算
3級以上の職員には、期末手当と勤勉手当の基礎額に役職段階別加算が付きます(給与法19条の4第5項、人事院規則9-40 別表第一)。行政職俸給表(一)の割合は次のとおりです。
級ごとの加算の割合の表
| 級 | 加算の割合 |
|---|---|
| 1〜2級 | 加算なし |
| 3級 | 5% |
| 4〜5級 | 10% |
| 6級 | 15% |
| 7級以上 | この道具の対象外 |
なぜ12月10日?支給日の表と土日の前倒し
冬の支給日は、人事院規則9-40の第14条と別表第三で、基準日の12月1日に対して12月10日と決まっています。12月10日が日曜日なら前々日、土曜日なら前日の金曜日に早まります。12月10日は祝日にならないので、ずれるのは土日のときだけです。
| 年 | 支給日 | 土日のずれ |
|---|---|---|
| 2025年 | 12月10日(水) | 12月10日のまま |
| 2026年 | 12月10日(木) | 12月10日のまま |
| 2027年 | 12月10日(金) | 12月10日のまま |
| 2028年 | 12月8日(金) | 12月10日が日曜日のため、前々日の金曜日 |
| 2029年 | 12月10日(月) | 12月10日のまま |
| 2030年 | 12月10日(火) | 12月10日のまま |
夏の期末手当・勤勉手当は、6月1日が基準日で、6月30日に支給されます(土日のずらし方は冬と同じ)。次の夏の支給日は2027年6月30日(水)です。
対象にならない人と注意
この日付と月数は、給与法が適用される一般職の国家公務員の決まりです。地方公務員は、各自治体の条例で決まります。民間の会社の賞与は、就業規則や労使の取り決めで会社ごとに決まります。
目安額の道具は、行政職俸給表(一)の6級以下の職員が対象です。7級以上の職員など「特定管理職員」は、成立済みの給与法では期末手当が1.0625か月、勤勉手当が成績「良好」で1.2225か月と違うため、額を出しません(給与法19条の4第2項、人事院規則9-40 第13条)。管理監督者、再任用の職員、指定職、ほかの俸給表の職員も、この道具の対象外です。
期末手当は、基準日の12月1日に在職している職員に支給されます。基準日の前1か月以内に退職した職員も対象になります(一部を除く)。
勤勉手当の基礎額に、扶養手当は入りません。期末手当の基礎額には、扶養手当とそれにかかる地域手当が入ります(給与法19条の4第4項、19条の7第3項)。そのため、同じ俸給でも、扶養手当がある人は期末手当のほうが多くなります。
道具の式には、管理監督者の加算、専門スタッフ職調整手当、広域異動手当、研究員調整手当を入れていません。地域手当の率は、給与明細で確かめてください。空港の区域や官署の移転で決まる率は、道具の選択肢に入れていません。
勤勉手当は、人事評価の成績率で変わります。道具は、一般の職員の「良好」で固定しています。
成績率の幅の表
| 評価 | 成績率の割合(%) | この道具では |
|---|---|---|
| 良好(この道具で使う) | 102.25 | 一般の職員の割合 |
| 優秀 | 113.75以上125.25未満 | 額は出しません |
| 特に優秀 | 125.25以上318.75以下 | 額は出しません |
冬のボーナスのよくある質問
地域手当が20%の地域に勤めていると、冬のボーナスの目安額はいくら変わりますか?
道具の最初の入力(俸給月額300,000円・扶養手当なし・3級・在職期間と勤務期間が6か月・成績は「良好」)で、成立済みの給与法の月数で計算すると、地域手当が無いときの期末手当と勤勉手当の合計は719,774円、地域手当が20%(1級地)のときは863,730円で、143,956円多くなります。地域手当は、期末手当と勤勉手当の基礎額に入るためです。額面の目安で、実際の額は成績率や端数の扱いで変わります。
扶養手当が月10,000円あると、期末手当はいくら増えますか?
道具の最初の入力(俸給月額300,000円・扶養手当なし・3級・在職期間と勤務期間が6か月・成績は「良好」)に扶養手当を足すと、期末手当は397,687円から410,312円へ、12,625円増えます。期末手当は1.2625か月で計算しています。勤勉手当の基礎額には扶養手当が入らないので、勤勉手当は322,087円のままです。
地方公務員も同じ日ですか?
地方公務員の支給日と月数は、各自治体の条例で決まります。国と同じ12月10日・同じ月数とは限らないので、勤め先の条例や給与規程で確かめてください。
手取りはいくらになりますか?
ここで出す目安額は、税金や社会保険料を引く前の額面です。手取りは、ボーナスの手取り計算の道具で、額面から引かれる額を見積もれます。
この記事の根拠
値ごとの出典の表
| 値 | 出典(条) | 照合日 |
|---|---|---|
| 支給日(12月10日・土日の前倒し) | 人事院規則9-40 第14条・別表第三 | 2026-10-11 |
| 期末手当の月数 1.2625(指定職・特定管理職員は別) | 給与法 第19条の4第2項 | 2026-10-11 |
| 期末手当の在職期間の割合 100・80・60・30% | 給与法 第19条の4第2項 | 2026-10-11 |
| 期末手当の基礎額(扶養手当とその地域手当を含む)・役職段階別加算 | 給与法 第19条の4第4・5項、規則9-40 第4条の3・別表第一 | 2026-10-11 |
| 勤勉手当の基礎額(扶養手当を含まない)・総額の上限 106.25/100 | 給与法 第19条の7第2・3項 | 2026-10-11 |
| 成績率「良好」は 102.25/100(一般の職員) | 規則9-40 第13条第1項第1号ハ | 2026-10-11 |
| 勤勉手当の勤務期間の割合(13 段) | 規則9-40 第10条・別表第二 | 2026-10-11 |
| 地域手当の率(1〜5 級地 20・16・12・8・4%) | 給与法 第11条の3第2項 | 2026-10-11 |
| 地域手当の経過措置の率(20〜1% の 17 段) | 規則9-49 附則第3条 | 2026-10-11 |
| 勧告の月数(12月期 1.2875・1.0875、令和9年度以降 1.275・1.075) | 人事院「令和8年 人事院勧告」 | 2026-10-11 |
| 令和7年12月期の実績(約702,200円・2.26か月・32.9歳、改正後 約746,100円・2.31か月) | 内閣人事局 令和7年12月10日の報道資料 | 2026-10-11 |
祝日は祝日法に基づいて決め、内閣府の公表値と照合しています(計算のしかた)
2026年10月11日に出典と照合しました。文:ベストカレンダー編集部。公開 2026年9月26日・更新 2026年10月15日。運営:株式会社SATY。
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