サロネーゼの日 (記念日 3月6日)
- 制定年
- 2012年(平成24年)
- 制定者
- ローズ麻生育子(有限会社ハッピーキューブス代表)
- 日付の由来
- 「サ(3)ロ(6)ン」の語呂合わせ、ひな祭り・国際女性デーと同時期の早春
- サロネーゼの語源
- フランス語「salon(サロン)」に人を表す接尾語を組み合わせた造語
- 普及のきっかけ
- 女性雑誌『VERY』が2006年ごろに特集を組んだことで広く知られるようになった
- 認定講師の輩出数
- 日本サロネーゼ協会が延べ1万6,000人以上を輩出(国内外で活動)
自宅のリビングが花のレッスン会場になり、キッチンが料理教室に変わる。受講待ちが数年に及ぶ人気サロンが、ごく普通の住宅街の一軒家に存在する——そんな光景が、2010年代の日本各地で静かに広がっていった。その主役たちを「サロネーゼ」と呼ぶ。
サロネーゼとは、自宅の一室や庭先などをサロンとして開放し、料理・フラワーアレンジメント・ヨガ・英会話・手芸など、自分の得意分野を活かした教室を主宰する人のことを指す。もともとはフランス語の「salon(サロン)」と人を表す接尾語を組み合わせた造語で、女性雑誌『VERY』が2006年ごろに特集を組んで広く知られるようになった。育児や家事の合間に「好き」を仕事に変える働き方として、専業主婦やパート勤めの女性たちの間で共感を呼んだ。
3月6日は「サロネーゼの日」だ。東京都世田谷区に本社を置くサロネーゼ関連企画会社・有限会社ハッピーキューブスの代表、ローズ麻生育子さんが2012年(平成24年)に制定した。日付には二つの意味が込められている。一つは「サ(3)ロ(6)ン」という語呂合わせ。もう一つは、ひな祭り(3月3日)と国際女性デー(3月8日)が重なる早春という季節感で、花開く前の芽吹きの時期にサロネーゼを応援したいという願いが背景にある。麻生さんはサロネーゼ同士がつながるコミュニティ「サロネーゼカフェ」の運営も手がけており、この記念日は日本記念日協会によって正式に認定されている。
サロネーゼという生き方が注目される理由の一つは、初期費用の低さと働き方の自由度の高さにある。大きなテナントを借りず、宣伝費を大量に投じることもなく、自分のペースで生徒数を調整しながら運営できる。受講待ちが数年に及ぶほどの人気サロンになれば、少人数制でも安定した収入を得ることが可能だ。一方で、集客・スケジュール管理・受講料の設定といった経営的な判断はすべて自分で行う必要があり、単なる趣味の延長とは異なる覚悟も求められる。
日本サロネーゼ協会はこれまでに延べ1万6,000人以上の認定講師を輩出し、その活動の場は台湾にまで広がっている。自宅という親密な空間で少人数に向き合う教育スタイルは、受講者にとっても「習いたい先生の家に通う」という独特の親しみやすさを生む。サロネーゼの日は、そうした女性たちの小さくも確かな挑戦に光を当て、より多くの人に知ってもらうための記念日として毎年3月6日を迎える。
3月6日の他の記念日
3月6日のカレンダー情報
3月の二十四節気・雑節
- 啓蟄(けいちつ) 3月5日(木)
- 春分(しゅんぶん) 3月20日(金)
- 春の彼岸(ひがん)入り 3月17日(火)
- 春の社日(しゃにち) 3月20日(金)