常陸牛の日 (記念日 3月5日)

常陸牛の日
格付け基準
歩留等級AまたはB、肉質等級4等級以上(4・5等級のみ)
飼育期間の目安
30ヵ月以上
対象品種
黒毛和種のみ
年間出荷頭数
令和2年度(2020年度)に1万頭を突破、全国トップクラス
ブランド命名
1976年、茨城県産牛銘柄確立推進協議会が設立し命名
記念日認定年
2017年(平成29年)、日本記念日協会が認定・登録

肉質等級4以上、歩留等級AまたはB――この二重の関門をくぐり抜けた牛だけが「常陸牛」を名乗れる。茨城県で指定された生産者のもと、30ヵ月以上かけてじっくり育て上げた黒毛和種の中でも、さらにふるいにかけられた精鋭たちだ。

飼育方法にも手が抜かれない。大麦・小麦・トウモロコシ・大豆などの穀物を主体とした飼料に良質な乾牧草と稲ワラを組み合わせ、長い時間をかけて肉のうま味と脂のコクを引き出していく。その結果として生まれるのが、赤身にほどよく脂がのった霜降り。くちどけが良く、重くなりすぎない風味は「上品なさっぱり感」とも表現される。

茨城県の肉用牛の歴史は意外と古く、江戸時代末期にまでさかのぼる。しかし「常陸牛」という名前が生まれたのは1976年のこと。茨城県産牛銘柄確立推進協議会が発足し、同県産の優秀な黒毛和種に「常陸」の名を冠したのが始まりだ。以来、生産頭数は右肩上がりで増え続け、令和2年度には年間1万頭を突破。全国トップクラスの規模を誇るブランド牛へと成長した。枝肉の重量と肉質の両面で全国上位に入る評価を受けており、サシの入り方のきめ細かさも特筆される。リブロースやサーロインはもちろん、ランプやヒレまでしっかりと品質が行き届いているのが強みだ。

3月5日の「常陸牛の日」は、1977年に茨城県常陸牛振興協会が設立された日付に由来する。2017年に日本記念日協会に認定され、改めてこのブランド牛の存在感を広く知らしめる機会となった。飼育環境の整備や飼料管理を徹底する生産農家たちの日々の努力が積み重なり、今日の高い評価へとつながっている。茨城を訪れた際はもちろん、全国各地の精肉店や通販でも手に入るので、一度その霜降りを味わってみてほしい。

3月5日のカレンダー情報

六曜 大安
吉日 天赦日、寅の日
月齢 15.6

3月の二十四節気・雑節

  • 啓蟄(けいちつ) 3月5日(木)
  • 春分(しゅんぶん) 3月20日(金)
  • 春の彼岸(ひがん)入り 3月17日(火)
  • 春の社日(しゃにち) 3月20日(金)