マカオ返還記念日 (記念日 12月20日)
- 返還年月日
- 1999年12月20日
- 統治期間
- ポルトガルによる統治442年間
- 現在の地位
- 中華人民共和国マカオ特別行政区
- 制度保障期間
- 一国二制度を50年間保障
- 世界遺産登録
- 2005年(歴史地区)
1999年12月20日午夜0時、マカオの空では花火が上がり、ポルトガルの国旗が静かに降ろされました。442年間続いたヨーロッパ統治に終止符が打たれ、マカオは中華人民共和国マカオ特別行政区として新たな歴史を歩み始めました。この日はマカオで「回帰記念日」として毎年公式の祝日となっており、街中で記念行事や花火が催されます。面積32.9平方キロメートルという世界有数の小さな地域が、長い歴史の節目を迎えた瞬間でした。
マカオとポルトガルの関係は1557年にまで遡ります。明朝から居住を認められたポルトガル人が交易の拠点として定着し、アジアとヨーロッパを結ぶ中継貿易の要衝として繁栄しました。1887年には清朝との条約でポルトガルの正式な管轄下に置かれ、以後100年以上にわたって統治が続きました。1987年、ポルトガルと中国はマカオを1999年12月20日に返還することで合意。香港返還(1997年7月1日)から2年半遅れての移管でした。返還後は「一国二制度」が適用され、独自の法制度・経済体制・通貨が50年間保障されています。公用語はポルトガル語と中国語の2つで、ポルトガル植民地時代の街並みが残る歴史地区は2005年にユネスコの世界遺産に登録されました。
現在のマカオは「東洋のラスベガス」とも呼ばれるカジノ産業で世界的に知られています。返還後に外資カジノの参入が解禁されたことで賭博収入は急速に拡大し、2013年にはラスベガスを抜いて世界最大のカジノ市場となりました。人口約68万人の地域でありながら年間数千万人が訪れる観光地として発展を続けており、植民地時代の石畳の街並みとアジア最大規模のカジノが隣り合う独特の景観が世界中の旅行者を引きつけています。
12月20日の他の記念日
12月20日のカレンダー情報
12月の二十四節気・雑節
- 大雪(たいせつ) 12月7日(月)
- 冬至(とうじ) 12月22日(火)