コナカ・フタタの日 (記念日 12月15日)
- 統合日
- 2006年12月15日
- 記念日認定年
- 2024年(日本記念日協会)
- 制定者
- 株式会社コナカ
- フタタの拠点
- 九州地盤の紳士服チェーン
- 提携開始
- 2003年(コナカがフタタ株約20%保有)
- 対抗した企業
- AOKIホールディングス(TOBを断念)
「AOKI対コナカ、どちらがフタタを手に入れるか」——2006年夏の紳士服業界は、異例の買収合戦で揺れていました。業界2位のAOKIホールディングスが7位のフタタに対してTOB(株式公開買付け)を仕掛けたのに対し、業界4位のコナカが対抗。最終的にフタタがコナカとの経営統合を選び、同年12月15日に完全子会社化が成立しました。この日を記念して株式会社コナカが制定し、2024年に一般社団法人日本記念日協会が認定・登録したのが「コナカ・フタタの日」です。
コナカとフタタはもともと関係が深く、2003年から業務提携を結んでいました。コナカはフタタ株式の約20%を保有する筆頭株主でもあり、いわば「顔なじみ」同士の統合です。AOKIが突然のTOBで割り込んできたとき、フタタ創業家がコナカを選んだのには、こうした長年の信頼関係があったとみられています。AOKIの提案内容は財務面では劣らないものでしたが、創業家の大株主グループがコナカ案への支持を固め、AOKIは最終的に断念しました。
フタタは九州を地盤とする紳士服チェーンで、福岡県を中心に九州各県に店舗を展開し、地域密着型の営業スタイルで根強い顧客基盤を持っていました。ピーク時には九州圏内で100店舗超を数え、地元では知名度の高いブランドとして定着していました。一方、コナカは関東中心の展開だったため、このM&Aは地理的な補完関係にもなっています。統合後はコナカの完全子会社としてフタタブランドの店舗運営が続けられ、現在もコナカグループの一翼を担っています。
紳士服業界は1990年代から過当競争による価格崩壊が続き、各社が規模拡大によるコスト削減を迫られていた時代でした。コナカ・フタタの統合もその流れの一環で、業界再編の象徴的な出来事のひとつとして記憶されています。
12月15日のカレンダー情報
12月の二十四節気・雑節
- 大雪(たいせつ) 12月7日(月)
- 冬至(とうじ) 12月22日(火)