地方公務員法施行記念日 (記念日 12月13日)
- 公布・施行日
- 1950年(昭和25年)12月13日
- 法律番号
- 法律第261号
- 制定の契機
- GHQによる占領期の行政改革・日本国憲法施行
- 基本原則
- 成績主義(メリット・システム)による任用・昇進
- 現在の地方公務員数
- 約280万9,000人(令和7年4月時点)
- 所管省庁
- 総務省
戦後の混乱期、地方行政を担う職員の身分保障も給与の基準もなかった時代が存在しました。昭和25年(1950年)12月13日、その空白を埋めるために地方公務員法が公布・施行され、都道府県や市区町村で働く職員の服務・給与・任用などに関する統一的なルールが初めて整いました。この日を記念して設けられたのが「地方公務員法施行記念日」です。
第二次世界大戦後、日本は連合国軍総司令部(GHQ)の占領下に置かれ、行政制度の抜本的な改革が進みました。昭和22年(1947年)5月に日本国憲法が施行され、第8章(第92条〜第95条)で地方自治の基本原則が定められ、同年に地方自治法も制定されました。しかし、都道府県や市町村の職員については、身分や勤務条件を定める法律が存在しないまま行政が動いていました。この間、公務員の労働問題は激化の一途をたどりました。昭和23年(1948年)7月、GHQ最高司令官マッカーサーは芦田均首相あての書簡(いわゆるマッカーサー書簡)を送り、公務員のスト権制限と団体交渉権の制約を求めました。これを受けた政令第201号の公布により国家公務員法が大幅に改正され、地方公務員法の制定は、そうした一連の改革の最終段階として位置づけられます。
昭和25年12月13日に公布された地方公務員法(法律第261号)は、地方公務員の任用・給与・分限・懲戒・服務・研修・福祉・勤務条件などを網羅的に規定しました。成績主義(メリット・システム)の原則が採用され、能力と実績に基づく任用・昇進の仕組みが導入されたことが大きな特色です。また、政治的中立性を確保するための服務規律も定められ、現在まで制度の根幹を形成し続けています。
総務省の調査によれば、令和7年(2025年)4月時点の地方公務員数は約280万9,000人にのぼります。一般行政・教育・警察・消防・公営企業など幅広い部門に従事するこれらの職員を支える法的基盤が、75年以上前に整えられた地方公務員法です。
制定から現在まで、時代の変化や社会的要請に応じて数多くの改正を重ねながら、地方自治を支える公務員制度の根幹として機能し続けています。
12月13日の他の記念日
12月13日のカレンダー情報
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