世界早産児デー (記念日 11月17日)
- 開催日
- 毎年11月17日
- キャンペーン開始
- 2008年(EFCNI)
- 正式開催
- 2011年より
- 世界の早産児数
- 年間約1500万人(全出生の約10人に1人)
- 主催・推進
- EFCNI(欧州新生児ケア財団)
- シンボルカラー
- 紫色
毎年11月17日、世界約75か国以上で紫色のライトアップやリボンが広がる。早産児の問題を世界に届けるための「世界早産児デー(World Prematurity Day)」だ。WHOの統計では、毎年約1500万人の赤ちゃんが早産で生まれており、これは全出生数の約10人に1人にあたります。そして早産は、5歳未満の子どもの死亡原因の世界第1位という深刻な現実があります。
この記念日の起源は2008年にさかのぼります。早産児を持つ母親たちがドイツで立ち上げたNICU家族会「EFCNI(European Foundation for the Care of Newborn Infants)」が、早産児とその家族が直面する課題への関心を高めようとキャンペーンを開始しました。当初はヨーロッパ各地の家族会が中心でしたが、賛同の輪は急速に広がり、2011年からは「世界早産児デー」として正式に毎年開催されるようになりました。現在はWHO、ユニセフ、セーブ・ザ・チルドレンといった国際機関のほか、各国の医療学会や患者団体も協賛しています。
日本では、新生児臨床研究ネットワークや日本NICU家族会機構(JOIN)、日本新生児看護学会などが活動に参加しています。毎年11月17日前後には、東京都庁や各地の建築物が紫色にライトアップされ、早産児の存在を社会に知らせる取り組みが続いています。紫色はこの記念日のシンボルカラーで、参加者は紫のリボンやピンバッジを身につけて連帯を示します。
「10人に1人」という割合は、数字だけ見ると抽象的に感じるかもしれません。しかし早産で生まれた赤ちゃんは、呼吸器や消化器、脳神経系など多くの臓器が未成熟な状態で誕生するため、NICUでの長期入院を余儀なくされるケースが少なくありません。家族もまた、精神的・経済的に大きな負担を抱えます。世界早産児デーは、そうした当事者たちの現状を広く知ってもらうための場として、毎年積み重ねられています。
11月17日の他の記念日
11月17日のカレンダー情報
11月の二十四節気・雑節
- 立冬(りっとう) 11月7日(土)
- 小雪(しょうせつ) 11月22日(日)