落語の日 (記念日 6月5日)

落語の日
制定者
落語家・春風亭正朝
日付の由来
「らく(ろく=6)ご(5)」の語呂合わせ
関連記念日
寄席の日(6月第1月曜日)
寄席の日開始
2000年(平成12年)
東京の定席数
上野・浅草・新宿・池袋の4か所

「らく(ろく=6)ご(5)」という語呂合わせが、伝統芸能に新たな風を吹き込もうとした一人の噺家の企みから生まれました。6月5日は「落語の日」。落語協会に所属する春風亭正朝師匠が制定した記念日で、落語という芸能そのものを多くの人に知ってもらいたいという願いが込められています。

落語は江戸時代中期に成立したとされる日本独自の話芸です。座布団一枚、扇子と手ぬぐいだけを道具に、一人の演者が複数の人物を演じ分けながら物語を紡ぎます。古典落語には、長屋に住む八五郎や熊五郎といった江戸の庶民が登場し、人間の滑稽さや哀愁を笑いに変えてきました。明治以降も新作落語が生まれ続け、現代では落語家の数が増加傾向にあります。落語協会・落語芸術協会・円楽一門会・立川流など複数の団体に所属する噺家を合わせると、その数は700人を超えるとも言われています。

東京では上野・浅草・新宿・池袋の4か所に「定席」と呼ばれる寄席があり、年間を通じて毎日公演が行われています。「寄席」という文化は江戸時代後期に生まれ、当時の江戸市中には数百軒もの寄席があったとされています。庶民が気軽に足を運べる娯楽として広まり、落語の舞台となった深川・本所・神田といった下町の情景は、いまも古典落語のなかに生き続けています。この記念日と同じ6月には、東京都内の4つの定席と国立演芸場が「寄席の日」(6月第1月曜日)を設けています。2000年(平成12年)から始まったこの取り組みでは、入場料の割引や団扇の配布などを通じて、より多くの人に寄席の雰囲気を体験してもらう機会を提供しています。まだ寄席に足を運んだことがない方にとって、6月はちょうどよい入口になるかもしれません。

6月5日のカレンダー情報

六曜 大安
吉日 大明日、天恩日、月徳日、不成就日
月齢 19.3

6月の二十四節気・雑節

  • 芒種(ぼうしゅ) 6月6日(土)
  • 夏至(げし) 6月21日(日)
  • 入梅(にゅうばい) 6月11日(木)