HAPPY TURN’s Day (記念日 5月29日)
- 発売年
- 1976年
- 製造元
- 亀田製菓株式会社
- 名前の由来
- 「幸福(ハッピー)が戻ってくる(ターン)」という願いから命名
- ハッピーパウダーの主成分
- 砂糖・塩・アミノ酸などを独自配合(詳細は企業秘密)
- 業界初の取り組み
- 米菓として初の一枚一枚個包装を採用
- 記念日認定
- 2024年、日本記念日協会により5月29日を認定
「粉だけ売ってほしい」──そんな声がSNSで飛び交うほど熱狂的なファンを持つ調味粉「ハッピーパウダー」。砂糖・塩・アミノ酸などを独自配合した「魔法の粉」のレシピは企業秘密とされており、その謎めいた美味しさが50年近くリピーターを生み続けています。
ハッピーターンが誕生したのは1976年のこと。第一次オイルショックで日本中が不景気にあえいでいた時代、亀田製菓は「幸福(ハッピー)がお客様のもとへ戻ってくる(ターン)ように」という願いを込めて商品名を付けました。暗い世相を吹き飛ばすような明るいネーミングは、まさしくその時代のムードを反映したものです。
商品開発においても当時の「常識破り」が随所に光ります。従来の米菓といえば網焼きのしょうゆ味が定番でしたが、ハッピーターンは鉄板で焼いた洋風せんべいとして設計されました。さらに、米菓業界では当たり前だった「袋にそのまま詰める」方式をやめ、クッキーからヒントを得た「一枚一枚の個包装」を採用。これは米菓として業界初の試みで、粉が落ちにくくなり手も汚れないという実用性も兼ね備えていました。
看板ともいえるハッピーパウダーへの愛着は、キャンペーンの数字にも表れています。2024年実施の「粉うま祭り」では「粉だけ」のSNS投稿が1.5万いいねを記録。「これは欲しい」「たっぷりかけたい」と反響が相次ぎ、パウダー単体のキャンペーン需要の高さを改めて証明しました。また2004年から2010年にかけては一度も売上を落とすことなく連続増収を達成しており、流行に左右されない根強い人気を誇ります。
そして2024年、亀田製菓は「コウ(5)フク(29)」の語呂合わせから5月29日を「HAPPY TURN’s Day」として制定し、一般社団法人・日本記念日協会に認定・登録されました。不景気の時代に「幸福を届けたい」という思いから生まれた商品が、半世紀近くを経て公式の記念日を持つに至ったことは、ハッピーターンが単なるお菓子を超えた文化的存在であることを示しています。5月29日は、あの独特の甘じょっぱいパウダーの味わいをいつもより少しだけ噛みしめたくなる日です。
5月29日の他の記念日
5月29日のカレンダー情報
5月の二十四節気・雑節
- 立夏(りっか) 5月5日(火)
- 小満(しょうまん) 5月21日(木)
- 八十八夜(はちじゅうはちや) 5月2日(土)