摂食嚥下障害克服のためのゴックンの日 (記念日 5月9日)

摂食嚥下障害克服のためのゴックンの日
記念日認定年
2023年(日本記念日協会)
制定者
本多知行医師(佐賀県)
日付の由来
「ゴ(5)ック(9)ン」の語呂合わせ
嚥下障害の割合
療養・介護施設入所者の4割以上
誤嚥性肺炎
80歳代肺炎患者の約8割が誤嚥性

80歳代の肺炎患者のうち約8割が誤嚥性肺炎であるとされています。「飲み込む」という動作は健康な人には意識されることがほとんどありませんが、加齢や脳卒中、神経疾患などによってこの機能が低下すると、食事はたちまち命に関わる行為になります。療養病床の入院患者や介護施設の入所者のうち4割以上が摂食嚥下障害を抱えているというデータもあり、日本の高齢化とともに深刻度が増している問題です。

5月9日は「摂食嚥下障害克服のためのゴックンの日」です。佐賀県で摂食嚥下リハビリを専門とする本多知行医師が制定し、2023年に一般社団法人日本記念日協会が認定しました。日付は「ゴ(5)ック(9)ン」という語呂合わせに由来しており、飲み込みの動作そのものを日付に重ねることで記念日の意義を覚えやすくしています。本多医師は「ゴックン先生」の愛称でも知られ、著書やメディア活動を通じて嚥下障害の啓発に長年取り組んでいます。摂食嚥下障害とは、食べ物や飲み物を口から飲み込む一連の機能に障害が生じた状態を指します。原因は脳卒中・パーキンソン病・認知症・頭頸部がんの術後など多岐にわたります。症状が重くなると経管栄養(チューブによる栄養補給)に切り替わるケースがあり、口から食事を楽しむことが困難になります。リハビリとしては嚥下体操・姿勢調整・食形態の変更といったアプローチが行われており、専門的な支援によって「口から食べる」機能の維持・回復が目指されています。

この記念日が目指すのは、摂食嚥下障害の存在を広く社会に知ってもらい、口から食べる喜びを一人でも多くの人に届けることです。摂食嚥下のリハビリは早期介入が効果的とされており、かかりつけ医や言語聴覚士(ST)への相談が出発点になります。高齢の家族が「むせる」「飲み込みにくそう」と感じたときの早期受診を促す機会として、この記念日は意味を持ちます。

5月9日のカレンダー情報

六曜 先勝
吉日 天恩日
月齢 21.6

5月の二十四節気・雑節

  • 立夏(りっか) 5月5日(火)
  • 小満(しょうまん) 5月21日(木)
  • 八十八夜(はちじゅうはちや) 5月2日(土)