MD×Gitで作る内部ドキュメントChronoterクローズドβ
ベストカレンダー編集部
2026年1月31日 17:10
Chronoterクローズドβ
開催日:1月31日
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社内ドキュメントを「ノート」から「教科書」へと再定義する狙い
社内に蓄積された情報が増える一方で、「誰も読まない」「どれが正しいか分からない」といった課題は依然として残っている。特にAIを活用した開発が広がる現在、人とAIが共通に参照できるプロダクトの前提(Context)をどのように管理するかがプロダクト開発の品質や効率に直結するようになった。
こうした背景を踏まえ、株式会社ChronoterはMDファイル(Markdown)で管理しているドキュメントをそのまま社内向けの認証付きドキュメントサイトとして公開・運用できるプラットフォーム「Chronoter(クロノター)」のクローズドβ版をリリースしたと発表した。招待コード制で参加企業を募っている。
現状の問題点を整理する
プレスリリースが指摘する代表的な問題点は次の通りである。これらは単なる情報量の問題ではなく、情報の粒度・背景・参照可能性に関わる設計上の欠落が原因になっている。
- 開発者向けの技術的説明と非開発者向けの業務説明が同じ粒度で混在している
- 仕様になぜ至ったかという判断経緯や背景が別ページや別ツールに散らばっている
- AIにドキュメントを参照させても、前提となるContextが不足して期待した回答が得られない
Chronoterが目指すのは、ただ情報を蓄積する「ノート」型の運用ではなく、背景・仕様・判断理由を含めて構造化された「プロダクトの教科書」として機能するドキュメント基盤である。
MDファイル+Git+専用CLIで実現する設計思想
Chronoterは管理画面上で直接編集させる従来のWiki型アプローチを取らず、MDファイルをGitで管理するというワークフローを前提にしている。この方針は、ソースコードとドキュメントの整合性を保ち、バージョン管理や差分確認を自然に行える点での利点を重視したものだ。
中核となるのが専用のCLI(コマンドラインツール)であり、単なる事前プレビューを超えて、リポジトリ内に点在するMDファイルを整理・可視化し、人やAIが「読める」「見つけられる」状態に変換する役割を担う。
CLIが果たす具体的な役割
ChronoterのCLIは、以下のような効果を想定して設計されている。これらは運用上の改善だけでなく、LLM(大規模言語モデル)やClaude Code等のAIツールと連携した開発体験の向上にも直結する。
- ローカルでのプレビューにより、デプロイ後のドキュメントサイトの見え方を事前に確認できる
- 埋もれていたMDファイルや意図せず放置されていたドキュメントの存在に気づける
- AIと並走した開発において、MDファイルをContextとして参照しやすくする
CLI自体を使わせることが最終目的ではなく、Git上に存在するMDファイルをチームやAIが理解できる「プロダクトの教科書」として再編成し、共有可能な形にすることが目的である。専用CLIはそのための「視界をひらく道具」として機能する。
クローズドβの概要と参加条件、申請方法
Chronoterはクローズドβ版を2026年1月31日から開始しており、オープンβ移行までの期間で参加企業を招待コード制で募集している。募集対象はプロダクト開発チームを持つ企業や、社内ドキュメントの整備・改善を検討している組織、AIを活用した開発を推進している企業となっている。
参加を希望する企業は、運営チームおよび関係者を通じて配布される招待コードを受け取り、以下のリクエストフォームから申請する必要がある。招待コードの配布は随時行われる。
クローズドβの期間と参加方法
クローズドβ期間:2026年1月31日〜(オープンβ移行まで)
参加方法:招待コード制。招待コードは運営チームおよび関係者を通じて随時案内される。まずは下記のフォームより招待コードを申請する。
- 招待コードリクエストフォーム
- https://chronoter.com/request
クローズドβの募集対象は明確に定められており、プロダクト開発チームを持つ企業、社内ドキュメントの改善を検討している組織、AIを利用した開発を推進する企業が含まれる。これらに該当する組織は実運用でのフィードバックが想定され、サービスの改善サイクルに直接影響を与える可能性がある。
企業情報、代表コメント、関連情報の整理
Chronoterを運営する株式会社Chronoterは東京都所在、代表は山口直樹氏で、設立は2024年7月。事業内容は内部ドキュメントサイトプラットフォーム「Chronoter」の開発・運営である。サービスの詳細や問い合わせ先もプレスリリースで明記されている。
代表の山口直樹氏はリリース内で、AIの導入が開発体験に与える影響はここ1年で急速に進んだことを指摘し、チームの動き方や情報共有のあり方自体の変化に対応する必要性を述べている。クローズドβを通じて実際の現場からのフィードバックを取り込み、サービスを進化させていく方針を示している。
代表コメント(原文要旨)
山口直樹 代表は、AIによる開発体験の変化が急速に進んだことを受け、単に個人の働き方が変化するだけでなくチームの動き方や情報共有そのものの見直しが必要になっていると述べている。
ChronoterはAI時代の開発現場の変化に向き合い、内部ドキュメントサイトの在り方をアップデートするプラットフォームとして育てていきたいとし、クローズドβを通じて現場の使われ方やフィードバックを反映していく考えを示している。
会社概要と問い合わせ
プレスリリースには会社概要と問い合わせ先が明記されている。公表されている情報は問い合わせや招待申請に必要な基本情報を網羅している。
- 会社名
- 株式会社Chronoter
- 代表者
- 代表取締役 山口直樹
- 設立
- 2024年7月
- 事業内容
- 内部ドキュメントサイトプラットフォーム「Chronoter」の開発・運営
- URL
- https://chronoter.com/
- 問い合わせ(メール)
- support@chronoter.com
要点の整理表と総括
以下の表は、本記事で取り上げたプレスリリースの主要な事実・データを項目ごとに整理したものである。表の後に短いまとめの文章を付す。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| リリース名 | 内部ドキュメントサイトプラットフォーム「Chronoter」クローズドβ版リリース |
| リリース日 | 2026年1月31日 13時00分 |
| 提供形態 | クローズドβ(招待コード制) |
| クローズドβ期間 | 2026年1月31日〜(オープンβ移行まで) |
| 募集対象 | プロダクト開発チームを持つ企業、社内ドキュメント整備を検討する組織、AIを活用する企業 |
| 主な技術要素 | MDファイル(Markdown)をGitで管理、専用CLIで可視化・整理、認証付きドキュメントサイトとして公開 |
| 目的 | 人・非開発者・AIが同じ前提で参照できる「プロダクトの教科書」を構築すること |
| 代表 | 山口直樹 |
| 設立 | 2024年7月 |
| 公式URL | https://chronoter.com/ |
| 申請フォーム | https://chronoter.com/request |
| 問い合わせ | support@chronoter.com |
| 関連キーワード | ナレッジ管理, AI, DevOps, Context Engineering, LLM, Markdown, MCP, 資金調達, スタートアップ, 開発 |
Chronoterのアプローチは、既存の社内情報の蓄積方法に対する設計的な見直しを提案するものであり、特にAIを活用する現場においてContext管理を改善することを主眼に置いている。クローズドβでは実際の開発現場での利用を通じてフィードバックを得ることが目的とされており、興味のある組織は招待コードを申請することで参加できる。
本記事では、Chronoterの機能設計、提供形態、参加方法、会社情報、代表コメントをプレスリリースの内容に沿って整理した。問い合わせや招待コード申請については上記のURLおよびメールアドレスを参照されたい。